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18歳以上ですか?
8にしおりをはさみました!
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8
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「蓮ちゃんっっ…!!」
純也はまたもや不安そうに俺の名前を呼ぶ。
「大丈夫!純也さんには俺の兄貴がいますから。俺の兄貴をあげますねー!だから俺は蓮先輩をもらいますねっー!!」
社長をあげるとか俺をもらうとか、一体何の話をしているんだろう…?
「はぁ?!社長…?!…っっつ!!!やめろ!純也はまだ十八歳だ!それに蓮ちゃんもまだ若い!!」
俺は響平さんの言葉の意味を理解出来なかったけど、楓さんはすぐにわかったみたいだ。
「でも僕たちが付き合ったのは十六歳の時…、」
「黙れっっ!!!」
楓さんが健太さんを睨む。
「俺の名前は真吉脩平。二十九歳だ。社長をしている」
社長はこのカオスな空気を変えるためなのか、自己紹介をしてなぜか純也に手を差し出す。
「僕は小田切純也です…。十八歳歳です。無職です」
純也は社長に対して頭をペコリと下げるだけで、社長の出した手を握り返さない。
だけど社長はクスッと笑うだけだ。
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