アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
心の掌握④*にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
心の掌握④*
-
紫音はそれから1ヶ月も、そうやっておれの世話をしてくれた。
温かい食事、毎日入れるお風呂、寝るときは添い寝してくれて。
もう野良猫だったときの生活を忘れてしまうくらい、おれはこの生活に馴染んでいた。
「紫音、一緒に寝よう?」
「うん」
「あの…しおん…」
しっぽを紫音のほうにむけて、触れてくれるようねだる。
うまく寝付けないとき、しっぽを優しく撫でてくれると心地いいんだ。
「久遠。もっと気持ちいいこと教えてあげる」
「へ…?」
紫音はおれのしっぽと前の欲を同時に触って熱を持たせた。
「そ、な…いきなり…っ」
身体が火照ると、紫音は安心させるようにおれにキスをする。
優しくて溶けるようなキス。
おれの衣服をぜんぶ脱がせて、肌が露わになると、紫音は仰向けのおれに覆いかぶさって、頭を撫でながらキスを続けた。
「足、広げて」
紫音がおれの耳元でつぶやく。
おれはほんの少し足を開いてみせたけど、紫音はそれで満足しなかった。
「もっと。できるよね?」
不満そうな紫音の声に、おれはもっと応えなきゃと足を広げた。恥ずかしいけど。。。
「〜〜っっ!?!?」
ヒヤリと冷たい液体がおれのお尻に塗られて、紫音の指が蕾のところをくりくりといじった。
「な、に…っ…そんな…とこ…っ」
くちくちと入口に指が入り、その指はおれの中で動いた。
「ぅあっっ…!?」
「指一本できついなぁ。力抜いて」
「は、ぁ…っあぁん…っ」
紫音にしっぽを握られて、強制的に力が抜ける。
指が奥まで入ってきて、内壁を押して広げてくる。
指は二本に増えて、その圧力が増す。
「ちゃんと慣らさないと、すぐ壊れちゃうからね」
「ひぉん…っ、こ、こわぃ…っふぁ…っ」
「こんなので怖がってるの?ここに、もっと怖いモノ、たくさん入るんだよ」
「…???な、に…やだ、…あぅ…っ」
「最初は、あの人の。慣らしておかないと切れちゃうからね。それに、おもちゃとか、ボールとか。嫌がらないで耐えるんだよ?」
「ふぁあ…っ…あぅ…っしおん…っ」
紫音が何を言っているのかわからない。
指は三本になって、キツくて、奥まで突かれると脳天まで突かれたような衝撃が走る。
「イッ…、いく、しぉん…っっ」
ぎゅう、と紫音の身体を抱き寄せて、おれは達した。
「いい子だ。おしりでイけたね」
紫音に褒められた。
それがおれの心を満たす。
紫音はときどき怖いことをいうけど、気持ちいいことをしてくれる。
紫音の期待に応えたい。見捨てられたくない。
もう野良猫になんて戻れない。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
4 / 43