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18歳以上ですか?
78にしおりをはさみました!
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78
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自分とは全然違う、がっしりした腰に跨ってヒロの顔を見下ろす。
「酔い、まわった。」
そう笑ってヒロが俺の腰を撫でる。
ヒロの表情や仕草がすごく愛しく思えて体の内側が収縮する。
それだけでイきそうになるけど
まだまだこの行為を続けていたくて
射精感をやり過ごす。
縋る場所が欲しくて、ヒロの胸に手をつくと、鼓動が伝わってきた。
「鼓動、早いね。」
静かにそう言うと、ヒロが何ともいえない顔で俺に視線を返す。
その視線に応えて俺が微笑むと
ゆうって何でそんなに綺麗なの?って
恥ずかしい事を真顔で言うから
この人本当に酔ってるなって可笑しくなる。
ヒロに気持ちよくなって欲しくて
落としていた腰をゆっくりと持ち上げる。
体の中を擦られるその快感が背骨を痺れさせる。
「は…、ぁっ」
喘ぎながら腰を落として
ヒロのものを体の奥に沈めていく。
ヒロはそんな俺を凝視していて、その視線が更に俺を煽る。
「ゆうに凄く欲しがられてるみたいで、気持ちいい。」
腰を動かし続ける俺にヒロが熱い声音で言う。
「俺は…いつでも、ヒロの事が欲しいって心から思ってるよ」
もう、自分の差し出せるものなんか何もなくて、どうやったらヒロが手に入るのかも分からなくて。
祈るような気持ちで言葉を紡いだ。
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