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嫉妬にしおりをはさみました!
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嫉妬
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「え…あの、律さん?」
ショック、みたいな顔でこちらを見てくる瑛兎さん。
で、ですよね……、
僕もやられたらかなり傷つきます、はい。
「えと…あの…ごめん。ごめんなさい…」
とりあえず謝る。謝らないとどうなるかわからない。
「あー…まあ、シたくないなら無理しなくていいよ。怖いもんな」
その瞬間瑛兎と僕の間に軽く透明な壁のようができた気がする。
「ち、違う……そうじゃなくて」
シたくないわけない。
だってずっと、ずっと念願だったんだから。
もはや悲願…ってほどには!
「違うなら何?」
自分が申し訳ない時には相手の声のトーンが低く聴こえる…。怒ってる、かな。
誘っといて、みたいな。
「…お、おこらないで聞いてくれる?」
「ああ。」
即答だった。…申し訳ないな…本当。
「えと…、瑛兎の初めてって…僕じゃない…じゃん。僕の初めて、しょ、翔汰だったし。瑛兎…、やじゃないの?僕は、…今凄く、凄く、嫌だ。瑛兎が他の人を散々抱いたって考えると、凄く、苦しい。」
ポツリ、ポツリ時間がかかったけど言えた。
さっき脳裏に浮かんだのは、学校で瑛兎と翔汰がヤってる?のをみた時の映像、そして声。僕がみた時はまだ挿れてはなかったけど…。
「んーと……、律は、小金とヤりたい、って思ったの?違うだろ?俺はね、ずっと、律が俺を好きになってくれるずっと前から律とシたいと思いながら、いつも相手を律のイメージに重ねて抱いてた。お互い初じゃない……けど、それでも俺は好きな奴を抱くのは初めてだよ。それじゃ、…律は駄目?」
瑛兎は僕に近寄って抱き寄せて優しくそうこぼした。そんなこと言われたら、抵抗できるわけない。こんなにも、好きでいてくれてるんだから。僕の中に芽生えたこの感情は消さないといけないんだ。
瑛兎と、するために。
瑛兎と、したいから。
「……ありがと、瑛兎。 」
***
作者です!次はちょっとエロ入ってます…!
苦手な人は飛ばしてください!
お願いします…! こびと。
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