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fjky2 えくぼにしおりをはさみました!
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fjky2 えくぼ
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風呂から上がってソファーに寝転がってるキヨを見る。
ご機嫌の様子で何よりだ。
f「嬉しそうだな。」
k「いひひー。ソファーは俺のもんだぜ。」
悪戯っぽく天使が笑う。
k「そういえばさ、さっきの話戻るんだけどお前ってえくぼないよなー。」
f「ん?あー。そうだね。」
k「きっと奥さんがつけてくれるんだろーな。羨ましいなーおい!」
f「…あのさ…」
k「ん?」
f「お前が付けてくれてもいいよ。俺のえくぼ。」
k「…え?な、なんて….?」
f「だから…えくぼはお前につけてほしいな…って…」
恥ずかしくて面と向かって言えない。下を向いたまま会話をしている。
情けない告白ランキングがあったら圧倒的1位になるくらいカッコ悪いと自分でも思う。
k「え…お、俺…?」
f「うぅ…そうだってば…。」
k「え、えーと…」
珍しくキヨが動揺している。
まぁ、動揺されても仕方ないことを今言ってしまったわけなので無理もない。
今なら訂正しても間に合うかもと思い口を開く。
f「あー!やっぱなんでも」
何でも無いと言おうと思った。
だけど軽く頬に柔らかい感触のモノが触れて驚いて言葉が一瞬で飛んでいってしまう。
k「あの…えー…これで…つくかな…とか…思って…」
f「…」
k「い、言い出したのお前だろ!俺なりに考えてだな…」
あまりの嬉しさにキヨを抱きしめる。
言葉が出てこない。
強く締め付けるように抱きしめる。
バランスを崩してソファーに体を預ける。
俺の上にキヨが乗っかる。
キヨの腹に顔を埋めて顔を隠す。
k「ちょ、離せって!苦しい….」
f「ごめんごめん。何だか嬉しくて…」
k「…浮気者…」
f「お前が男で良かったよ。」
k「最低かよ」
f「でも、来世では女の子になってほしいな。そしたら俺絶対…どこにいても見つけに行くよ。」
k「…なんなんだよ…お前…」
きつく抱きしめられて抜け出せずこれでいいかよ。とでも言うように首に手を回してくる。
小さなため息と高鳴る心臓の音が聞こえる。
f「なんでお前がドキドキしてんの…。」
k「知るか。」
f「ねえ。ソファーで一緒に寝よう。俺の上に乗っていいからさ。」
k「調子乗んな。いいから離せ!」
仕方なく手放すとキヨが早々と離れてどこからか布団を持ってきてソファーにドーンと飛び込んで布団に篭る。
怒っているわけではない。
離れて行く瞬間少しだけ見えた。
顔を真っ赤にして目に潤いが増している彼の顔が。
来世ではえくぼが付いてるだろう。根拠はないがそんな気がした。
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ゲロ甘ですね。
テーマもテーマで甘いままで終わらせたくなって裏にはもっていきたかったけど我慢しました笑
fjkyがカップリングでは1番書きやすくて楽しいですね。
特にフジ視点。
本当はrtkyとか色々書いてみたいんですけど結論fjkyに辿り着いてしまいます。
次回もfjkyです。
ではまたどこかで。
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