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18歳以上ですか?
2-③にしおりをはさみました!
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2-③
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俺がうつった写真
ただ隠し撮りなのか、いつ撮られたかも分からない俺の風呂上がりの写真
上半身裸で、しかもパンツ一丁。
「か、返せッ!!」
「ヤダよ!春日のお願いでもムリっ。ハアハァ…ち、ち、乳首がピンクッ!なんでこんな綺麗な色してんの?ヤバいよこれ咥えて舐めてしゃぶりたいッ」
「ひぃいいいっ」
ゾワゾワと鳥肌が全身に走った
なんでこんな目に…
そんな俺にお構いなしの悦郎が、夏くん夏くんと声をかける
それはそれはもう、満面の笑顔で。
「他にもあるよ。中学の学園祭でやった女装でしょ。あと、修学旅行で浴衣はだけた状態で寝ているのとか、あと朝勃ちしてる姿とかも。どう?もし欲しいなら1万円でいいよ」
「買ったあぁぁぁぁぁぁぁ!」
「買うなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
恐ろしい事が今、目の前で起こっている
すでに、悪魔と変態は固い握手を交わしている始末
奴らは奴らにしか分からないフィーリングを感じ取ったらしい
「えつろーくん、ありがとう!この写真で今すぐ5いや6回はヌケる!もう俺の息子くんイラついてガン勃なんだ」
「ぎやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「あ、本当?うひゃひゃひゃ、それは良かった〜」
聞きたくねぇ
誰か、誰かこつらを抹殺してくれ
俺がこんなにも苦しんでいるのに、こんな状況にした張本人はというと、ヘラヘラと笑っていて、殺意しかない
金欲しさの為、友を売る悪魔に
俺なんかで抜けるとほざく変態
俺には味方なんて1人もいない事に
悲しすぎて涙が出てきた
「あ~~っ、春日ちゃんの涙‥‥飲み干したい!舌で舐めとっていいー…」
「訳あるかぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「うひゃひゃひゃ、おもしれ~~!」
授業の開始を知らせるチャイム音が俺の平穏の終わりを告げる鐘の音のように響き渡ったのは
この後すぐの事
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