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Here is a Dining Roomにしおりをはさみました!
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Here is a Dining Room
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颯と琉樹はすでに食堂へむかったようで、リビングには微かに臭いが残るものの誰もいなかった。
「…今日はなに食べよーかなー、あいつらいなきゃいいけど。」
少し思うところはあったが、とりあえず俺はだだっ広い食堂へと向かった。
寮は、地下がトレーニングルーム。
1階が事務室、リラックスルーム、大浴場、先生寮。
2階が1年。
3階が2年。
4階が3年。
5階は成績上位者、生徒会役員専用フロア。
そして別館が食堂となっている。
別館は1階で繋がっており、そこで注文が可能だ。2〜4階はテーブルと椅子が置いてあり、どこでも自由に食べることができる。
屋上はテラスになっていて、人気が高いので俺はあまり行かない。
ちなみに、生活費はこれまた馬鹿高い学費の中に含まれていて食べ放題のような状態だ。
(まぁ、当たり前だな。払う額が他とは違いすぎる。)
なんて呆れながら1階へ降りていると晴翔の後ろ姿を見つけた。
ので、後ろから蹴ってやった。
「…ってぇな!あほが!!」
ケツを抑えながら俺を睨む晴翔。
「そんな強く蹴ってねぇ………あぁ、道生か。若いのは盛んだねぇ。」
鼻で笑いながら茶化してやる。道生のやつ、俺との電話の後、晴翔を犯しに2年フロアまで来たな?
「うるせぇよ!あいつが激しすぎるんだ!!」
抗議の声を右から左へ受け流しながらテキトーな相槌を打っていた、ら殴られた。
「いてぇよばか、惚気はもうええて!」
こんな風に友達と戯れるのは好きだ。
笑いながら小突き合いをしていると食堂の前へ着いた。
「ゴフッ」
と同時に後ろからアタックされて顔面を扉に強打。まじでいてぇ。
「せんぱぁい、酷いじゃないっすか!俺の電話ブッチ切って!!!!」
なぁんて戯言ほざく野郎は紛れもなく道生だ。風呂に入ってたらしく、髪の毛が濡れている。
「……ぐふっ…、酷いのは…どっち「晴翔も!置いてくとかないよ!お仕置きされたいの?」…ひどい…。」
なんでこいつはこんなにも人の話を遮るのか。馬鹿なのか?馬鹿すぎるのか??
「ぇー、何か言いましたー?せ、ん、ぱ、い、?」
「イエ、ナニモ。」
くそぅ…、見た目とは正反対のド変態鬼畜ヤローめ!
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