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未知 4話にしおりをはさみました!
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未知 4話
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「はあ。はぁはぁ」
零次は俺から離れると、部屋の壁際にあったタンスからタオルと替えの下着とズボンをとった。
零次が俺の足元にタオルを置く。俺は何も言わずにタオルの上でズボンと下着を脱いだ。足が重くて、何故かゆっくりとしか脱げなかった。
げっ。海や川に入ったのかと聞きたくなるくらい濡れた下着とズボンを見てげんなりする。
性器は真っ白い液体がついていて、それを見るだけでひどい羞恥心に襲われた。
タオルで液体を拭いていたら、零次が俺の腕を掴んだ。
「ひっ、あぁぁ」
液体を指で救われて、舐められた。
「ふ。苦」
「舐めるなバカ!」
「はいはい。どーする、海里」
「え?」
「続きする? 俺はめっちゃしたいけど、海里が嫌ならもうしない。やめる」
俺の隣に座って、零次は首を傾げた。
「続きって何すんの。わかんない」
「ああ、そうだよな。……んー、海里のそこに、俺の性器を入れるんだけど。まぁ、急に入れたら怪我するかもしれないから、指とか玩具入れてほぐしてからな」
俺のお尻を触って、零次は笑った。そこって、どこ?
尻を触っているからまさか。
「そ。アナル」
「いっ!?」
耳元で囁かれて、耳朶を噛まれた。
「はぁ。はぁはぁ」
耳から唇が離れると、俺は疲れたせいで気が抜けてつい零次の胸に顔を埋めた。
「どうする?」
「……どうすればいいかわかんない」
「じゃあ一回続けてみるか。海里、嫌だと思ったら本当に殴ってでも拒否れよ?」
「わ、わかった」
「いい子」
俺が頷くと、零次は俺の額にキスを落として笑った。
零次は勉強机の引き出しの中から透明な液体が入ったケースを取り出すと、それの中身を指につけた。
「海里、少しお尻あげて」
義足を外してから、零次はベッドの上に座っている俺の真後ろに座り込んだ。
「いっ! んんっ」
尻を上げた瞬間、零次の濡れた指が体の中に入ってきた。濡れてても痛くて、違和感が酷くて涙が出た。
ただ入っているだけでも辛いのに、爪でかりかりと引っ掻かれたり指で押されたりすると、腹の奥底から気持ちいいような、辛いような感覚がおしよせてきた。
「あっ、ああぁぁぁ!!」
どこかを触られた瞬間酷い快感が押し寄せてきて、無駄に甲高い声が出た。
「ふ。可愛い。海里、今どこ触られてるかわかってる?」
ふるふると首を振ると、零次はクスクスと笑った。
「今のは前立腺。男の性感帯。男ならみんな気持ちよくなるところ」
「あっ、あぁぁぁ」
そこを何度も何度も押された。指が一本しか入ってないハズなのに、前立腺を押されながら入り口のすぐそばを擦られたり引っ張られたりしているような感覚がした。
「れ、零次……今指何本入って……ああん!!」
「んー、三本くらい入ってる」
前立腺の奥を触られた気がしたのに感じて、また声が盛れた。
体中が熱くて、快感で頭が真っ白になりそう。
「はぁっ、はぁはぁ」
「海里、もうちょっと頑張れる? たぶんこれやっただけじゃ俺の入んないから」
俺が頷くと、零次は指を抜いた。
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