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また僕の心は揺らぐんだ。にしおりをはさみました!
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また僕の心は揺らぐんだ。
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類ーline of sightー
君はいつだってスター。
いつだって輝いてる。
僕だけの物になればいいのに。
なんてことを考えてしまう時がある。
これは単なる僕の我儘。
司くんは司くんだけのものだと理解はできている。
だけど、この気持ちはどうしても、抑えられない。
司くん。好きなんだ。大好きだよ。
君になら僕の全てを捧げられるんだよ。
だから…
るい、?るいっ!
司くん?、
また寝ていたな…、類、!
ふふ、すまないね、昨日も発明をしていたのさ!
今日も実験に付き合ってくれるかい?!?!
無理だ!!!!
類といると…ろくな事にならんしな。
えぇ…よよよ…、
ふむ…す、少しだけなら…付き合ってやらんこともないぞ。
と、彼が少し頬を赤らめる
とても可愛い。思わず笑みが出てきてしまう。
なにをにやにやしているんだ、類!
ありがとね。司くん…では…今日のショーの練習の後にでも僕の家にでも来るかい…?、
お前の家か…、絶対嫌な予感しかしないな。
そうかい?
焦った様な顔をして彼が言う。
まぁ、ろくな事にならないのは当然の事なのだけれどね。
と、考えていたうちに、自分の部屋は汚くないか。と焦りだしてしまう。
司くん…い、家は今度でもいいかい?!
もちろんいいが、何をそんなに焦っているんだ?
なんでもないさ。
とりあえず避けることは出来た。
家を片付けていないから、司くんをとても家に呼べる状態ではないことを思い出す。
焦った僕を変な目で彼が見る。
類の家じゃないのなら、どこに行くんだ?
どうしようね、こうなったら…ボーリングでも行くかい?
いいな!えむも寧々も誘おう!
…、嗚呼。
僕は彼と2人で居たかったのに。
でも彼は気分が良さそうに鼻歌を歌い出す。
僕はいけない子だ。
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