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ふと見せる君の顔。にしおりをはさみました!
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ふと見せる君の顔。
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そもそも、僕は同性を好きになってしまったことがおかしいんだ。
一瞬考える。好き？どうして僕は好きなんて言葉が出たのだろう。
考えたことも無かったのに。
でもどうしても彼にはこの気持ちを伝えたい、
この感情が好きかどうかなんて分からないのに、
ずっと一緒に居たい。
彼が見てる視線は僕だけでいて欲しい。
それは、僕の我儘かな、
ん？どうしたんだ？類？
心の声が漏れていたことに気づき、一瞬で顔が赤くなる。
そんな僕をみて彼は不思議そうに見つめている。
言い訳が出てこない。
ど う し よ う 。
類？そろそろ練習時間だぞ。
と、彼がいつもと変わらない笑みで話しかけてくれる。
嗚呼。そろそろ行こうか。
今日も、この気持ちを抑えて。
バレないように、と願う。
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