アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか？
55 中央町警察署事件簿1《視点？》にしおりをはさみました!
- 文字サイズ：
- 行間：
- 背景色：
- しおりがはさまれています
-
55 中央町警察署事件簿1《視点？》
-
「中央署の者だけど君ら未成年だよね？
こんな時間に何してるの？」
「関係ないじゃん！邪魔、どけよ」
今繁華街で夜中1時明らかに少女な2人を
もう１人と職質してる。
「待て！身分証は持ってるか？」
逃げようとしたので追いかけて捕まえて応援を呼び署まで補導したら案の定家出だった。
捜索願も出てて両親が引き取りに来た。
15歳で親と喧嘩したからだそうだ。
全く……
俺は中央町警察署《架空》所属の
生活安全課少年係、警部補…安藤慶太
今年39歳になる。
今年から中央町警察署の生活安全課少年係に
配属になった。
中央町の繁華街と言えば首都最大で犯罪率も高い街で忙しい。
最近世間でも話題になってる《通称、溜まり場》と呼ばれてる家出や徘徊等している若者の集まり場だ。
もう10年くらい前から存在し、記録では初めは数人程度でたむろしていた程度だが、SNSを通じて事情を抱えた少年少女が集まるようになってきた。その内、溜まり場と言う形態が出来上がり、今の現状にまでなった。
ただ実態は迷惑行為、喧嘩に暴力沙汰、売春や未成年との性行為、レイプに薬の多量摂取、
麻薬、闇バイト。まだ挙げたら切りがないな。
最近闇バイトや売春が多発してるようで警らを強化しているが成果は大してない。
大元を叩かないと終わることはない……
彼らも気の毒と言えば気の毒だ。
仕事柄言えないが内心は彼らを排除するのではなく救う手を考えるべきなのにな……
だが我々が行えるのは補導し、強制帰宅か場合によっては逮捕だ。
正直１人１人の家庭事情を全て知る事などは出来ないし万が一虐待があっても証拠がなきゃ動けないのが警察組織だ。
だが変わった部分はある。
今ではなんと11歳以上は逮捕する事が可能だ。
去年から刑法はだいぶ変わった。
近年増税や不正や未成年の犯罪率が上がり続けているが少年法により甘いと世間でもかなり騒がれたりと支持率は下落し、
遂に去年の政権交代し、強硬的な現政権は
刑法等の大幅改正を行った。
今ではどの犯罪も刑期が増えたりと施行前よりかなり刑法が厳しくなったと言える。
まず少年法はまだあるが適応は13歳だったのを
10歳未満にまで下がった。
11歳以上は責任能力ありとみなされ逮捕され、大人同様の流れに沿って起訴か不起訴も検察官が判断し、裁判も行われる。
11～15歳までは実名報道はなく顔も出されないが少年院は廃止し、少年刑務所に変わり罪状が重い受刑者ほどより厳しい更正生活を送る。
無期懲役や罪状によっては11歳以上なら死刑も適応されるようにもなった。
15歳過過ぎても刑期が残ってれば通常の刑務所に移送される。
16歳以上はもう成人と全て同じだ。
実名、顔ありで大人と同じ刑務所に入る。
刑期を大幅に上げたり、執行猶予の廃止も検討されてるそうだ。実現するかは分からないが、
とにかくお陰で警察側も手を出してくる者には警防の使用や強制的に押さえ込む事も、
少年少女であろうが容赦なく手錠を掛けて公務執行妨害で逮捕出来る。
ちなみに銃の事件も増えてる事から警察の銃の発砲も今までは処罰対象になりやすかったが、今は必要なら許可なく発砲が可能となった。
勿論必要時のみだが。
確かに刑法改正施行後は全国犯罪率は下がり
傾向にはなったのは確かだが犯罪という物は
決して無くなる訳ではない。
どんなに法律を厳しくしても……
世の中難しいもんだな
だが近い内に国が動く事になる。
10数年ぶりの中央町浄化作戦を行うだ。
警視庁と合同して俺達
生活安全課、組織犯罪対策課等、公安と協力してだ。
「お待たせ」
「けいちゃん遅いよ、
お疲れ様、個室行くかい？」
「うん疲れちゃったよ。咲哉癒してくれ」
チュッ
「フフッいけないお巡りさん、
こんな所通っちゃって」
辞めさせてずっと側に置いときたい
僕にとって唯一の癒しなんだ。
「おもいっきり抱くからな？」
「楽しみだなじゃ行こ？」
売り専の咲哉、可愛くて仕方ない。
本当はあまり良くないが風俗の咲哉を愛してる
俺はとある事件が理由で警視庁から外された
それからはやる気がイマイチになってしまった
昔は正義に燃えてたのに……
俺は大卒のキャリア組として警察官になった。
警視庁に入ってから
刑事部捜査第1課殺人係の桐原警部補の班に
配属となった。
特命捜査対策室にいたがその後は本庁から
所轄のいくつかの部署に飛ばされて免許センターや制服来ての内勤が多かったが
今年からは中央署生活安全課への勤務に移った。3年前警部補昇進試験に受かり、晴れて警部補というポジションを手にしたのに、幹部連中からはこの扱いだ。
結局警察組織も腐ってる……
そう言えば最近不思議な事件を知った。
井上康雄……という男性が自宅で焼死した。
原因はタバコの消し忘れで木製の家だが、
記録では本人は喫煙者ではないらしい。
しかも立花グループの一員だった事が分かった
事故なのか？他殺もあり得る気がする。
事故と断定され捜査はされてないが気になる
後息子の井上陽加は失踪中で捜索願の記録も
ある。中央町繁華街で目撃情があった。
家出なら溜まり場に出入りしてる可能性が高いな。管轄になるし、こだわるのは井上陽加に話も聞きたいのもある。
どのみち彼は保護はしなければならない。
他に親族は居ないため施設行きにはなるだろうが、ともかく保護したら立花グループ関連だし調べてみよう。
だが今は咲哉と愛し合う事だ。
「さっ着いたよ。
おもいっきり召し上がれけいちゃん」
「ああ、もう我慢出来ない」チュッ
ベットに押し倒した
俺が捜査一課に配属したのは25だった。
その頃から桐原主任に一目惚れした。
27で桐原班が結成されそのメンバーになった時はかなり嬉しかった。
毎日一緒に仕事してどんどん惹かれていった。
彼に1度は抱かれたかった。俺はゲイだ。
でも彼は既婚者だった。
主任を殺害した立花グループ全員許せない。
狙撃班にスカウトされた程で射撃は得意だ。
井上康雄もこの手で本当は……
でも主任は喜ばない…そういう人だから
今や桐原主任と同い年かぁ
今年主任より年上になっちゃいますね……
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
55 / 139
