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幼い頃の記憶にしおりをはさみました!
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幼い頃の記憶
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「~~〜~♩」
街中の外れで、あたりは街灯も少ない
真っ暗な夜道を歩いていると
どこかからか楽しそうな鼻歌が聞こえる
自然とぼくの足は鼻歌が聴こえる方へと向かう
『hunhuhunhuhuhuhuhun〜♩.....』
人気の無い路地裏を抜け、曲がり角を曲がると鼻歌が止まりゆっくりと振り返る人影があったみえた
子ども.......?背丈はぼくと同じぐらいだ
『shh....』
しーっと白い手袋をつけた人差し指を口に当てて
こちらを向く不気味な人物
その子の腰の辺りまで伸びた綺麗なブロンドの髪が風になびいてキラキラ輝いている。
黒いスーツに、顔は白い笑顔の表情をした仮面を付けている。表情が見えないのが更に不気味さを際立たせている。
その足元をよく見ると
倒れて動かない大人達と流れ出ている血
とっさに後ろに隠してはいたけど、仮面の人物の右手には銃らしきものが握られていたのが見えた
ーーーぼくはその光景を見たあと
気づけば家へ帰っていた
どうやって家へ帰ったのかはよく覚えていない
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