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18歳以上ですか?
秀丸にしおりをはさみました!
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秀丸
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「おっはよー☆」
「…」
「ちょ、瑞希!そんなあからさまに嫌な顔すんなよなっ傷つくだろ?☆」
いちいち語尾に星ついてる気がすんのは絶対気のせいじゃない自信がある。
なんなん秀丸のこのテンション……
朝っぱらからついていけん。
いや、朝じゃなくてもついていけん。
率直に言ってウザい。
「なぁなぁHRまでまだ20分近くあるしどっか行かね?聞きたいことあるんだけど!」
「んー…まだ腰痛いからあんま動きたないねんけd「ぐはっっっ!」
大げさに吐血するみたいな真似をする。なんやねん、ほんま………
「腰痛いって!腰!!ふぉぉぉっ!!
いいのかよこんなに人いんのにそんな事言っちゃって!」
「はぁ?」
周り見たら近くの男子が赤くなってたり青くなってたりしてた。
……腰痛?
ハッ!
秀丸が考えてることがわかった気がした
「ちゃうで!?断じて、絶対!!
挿れられてなんか無いからな!!?」
「ちょ、相手男の前提かよ!それもまさかの下かよ!!ひぇぇぇぇ朝からうまいごちそうさまです!!」
「ッ!?お前がそんなノリやからやろ!!」
あ"ぁぁぁぁやばい俺自分で墓穴掘ってる恥ずい皆してこっち見んなボケ!!
とにかくここには居たくなくて秀丸の腕引いて移動しようとして、焦ってたから猫背にすんの忘れたせいで乳首が擦れて体が反応して「んっ」って声が出てしまった。
立ち止まった俺を不思議そうに見る周りの奴らは気づいてないみたいや。
あかんあかんあかんあかん……!!
耳にまで熱上るのが分かるバレたらどうしよ、これほんまにあかん奴…
朝っぱらから俺、変態みたいやん!!
もういっそ飛び降りたい衝動に駆られてたら秀丸が着てたブレザー頭からぱさってかけてくれて
「邪魔、」って周りの人退かしながら肩抱いて連れ出してくれた。
助かった………
まぁ、元はお前のせいやけどな。
そのまま気付けば特別棟へ。
秀丸が慣れた手つきでピンを取り出して多目的室の鍵を開ける。
その様子を見つつ戸惑ってると、ぐっと腕を引いて
半ば強引に多目的室の中に入れられた。
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