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謝罪の真相~R18腐二次創作弱虫ペダル福金、福新にしおりをはさみました!
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謝罪の真相~R18腐二次創作弱虫ペダル福金、福新
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今日は練習休みだというと、荒北はちょっと嬉しそうにしたが、用があるというと、子犬のようにブスクレた。
「どこ行くんだよ福チャン。主将がサボりってあるのかヨ」
「すまんな荒北。埋め合わせは今度する」
埋め合わせと言っただけで、荒北は何故か頬を染めた。
あいつのことは未だによくわからん。
千葉中央病院だと、親父が言っていた。
親父の名が結局俺を守り、箱学の勝利を決定づけた。
監督に話したのに、どこからもお咎めはなく、今も箱学は最強の名を欲しいままにしている。
とても、割り切れない気分のまま練習していると、全然記録が伸びなくなった。
きっと総北のいがぐりが、呪いをかけているに違いない。
正式に謝罪したら、解けるのではないかとふと思い、千葉にきたのだ。
金城の病室にたどり着く前に、持ってきた花はしおれてしまった。
(やはり花は千葉に着いてから買えば良かった。小田原駅前で買ったのが間違いだった。)
長旅をさせた上に、病院内をいちいち歩いて病室を探してたので、花にとってはつらかったらしい。
金城の顔を見たときには、花たちは、三々五々に、向きたい方に顔を向けてい、ベッドの金城にくすくす笑われた。
「にしてもだ。めちゃめちゃ豪勢な部屋だな」
「チームメイトに富豪がいるせいでね。骨折は大部屋でいいと言ってるのに、どうしてもこの部屋にって決まってしまった」
「せっかく箱学から入院費せしめてるんだから、いいとこ入んないと損ショ」
俺の花を活けてきた巻島が、皮肉たっぷりに言いながら入ってきた。
金城の枕許に花瓶を置く。
「窓際の方がいいか?」
「いや、そこでいい」
さらっと話が過ぎたけど、この部屋箱学持ちなのか?
監督陰で動いたのか、それとも親父が…
「受け取ってねえよ。受け取ったら恨み薄まるッショ。来年熱く戦うためにはこのほーがいいッショ」
巻島がコートに手を伸ばす。
「そんなら金城、俺帰るっショ。暴力ふるわれそうンなったらケイタイかナースコールに頼るっショ」
最後まで、皮肉たっぷりに、減らず口たたいて去っていった。
二人になった。
話すことがない。
ベッド脇の椅子にただ座ってる。
「詫びに…きた」
「過ぎたことだ」
「だが…」
「過ぎたことだ」
会話が終わった。
どうしよう。
帰ろうか…
と、立ち上がろうとした時、俺は自分の持ってきた花の、活けられた花瓶に触れてしまい、もともとバランスの悪かった花瓶から、半分も花が飛び出して、金城を花冠のように囲って…
あとはよく覚えていない。
花びらの散るに任せて俺は、いきなり金城に覆い被さった気がする。
縦縞のパジャマを引きむしり、引き剥ぎ、引き締まった胸板~まだ、俺の与えた痣や傷が青く肌を染めて痛々しい姿だ~に唇を這わせると、
「つっ、うっ」
うめく金城の声が甘い。
そのままキスを下げて行き、パジャマと下着を引き剥ぐと、下生えのなかに頭がほの見える。
俺は今、何をしようとしている?
こいつは俺が傷つけて、練習の成果も名誉も奪って、こんな所に寝付かせた相手だ。
けど、金城はりんとした目で俺を仰ぎ見ていた。
「そういうのは、詫びにならんと思うが」
「俺も思うが…止まらん」
金城を横位に置いて、俺は自分のを取り出した。
新開は俺のを大きいと言う。
真に受けるつもりはないが、見せて怯まれても困る。
素早く宛てがい、力任せに挿入した。
「くうっ」
金城の眉間に皺が刻まれる。
痛み?
屈辱?
なのに大声を出さないのは、俺を慮ってのことだろうか。
収まった穴は狭く、熱く、新開のとも荒北のとも全然違っていた。
「熱い穴だ」
「コメントはいい」
「おまえ、誰か…」
「俺は誰ともこんなことはしない」
俺はする。
相棒とも、アシストとも、敵ともする。
そしてこの敵は、敵は…
俺はゆっくり抜き差しし始めた。
「楽しむな。衝動なら許してやらんでもないが」
「衝動だが…えらく…吸いつくな」
「うっ」
「感じたな。ここか」
「あっ」
「いい声だ」
俺は段々上げてゆく。
「金城、金城、金城っ、ああああっ!」
なかに放つ。
穴も、尻も、美しい。
鍛え上げられた大臀筋が、ああっ、見ているだけでそそる…
「金城!」
俺はもう一度挿入し、今度は荒々しく攻め立てた。
「きさまーっ」
とつぶやいたが、金城は強くは拒まなかった。
話し終えた俺を、新開は、呆れきった顔つきで見ている。
「真相か」
「ああ」
「全部か」
「ああ」
「だから俺らは勝てなかったんだよ!」
新開は髪をガリガリかきあげている。
「なのに俺は間抜けにも、おまえの過ちと思って同行して、あーっ!」
「過ちだ」
「過ちだろうがな! 一回と複数は全然違うだろうが!」
「そうなのか?」
あくまで福富はきょとんとしている。
でもな。
俺は脳髄まで筋肉の、そんなおまえが大好きだ。
ぜんぜん悪びれてないおまえの目に、俺は一つ、キスをする。
キスは二つになり三つになり、やがて俺は寿一に組み敷かれる。
大好きだ寿一。
この世で一番の大バカモノ。
おまえが大好きだ。
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