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つちのこさがし~R18腐二次弱ペダ黒田目線、新泉[リク]にしおりをはさみました!
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つちのこさがし~R18腐二次弱ペダ黒田目線、新泉[リク]
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『Nさまへ。リクへの感謝を込めて』
「箱根の直線以外のところに、つちのこが出るって話、知ってるかい?」
だし抜けに、新開さんが言った時、俺はものすごーく嫌な予感がした。
用心しろと伝えたいのに泉田は、無垢にきょとんと新開さんを見上げる。
「つちのこ、ですか?」
「ああ。一緒に探しに行かないか」
こら塔一郎。
そんな怪しげな誘いに乗るんじゃない!
「じゃあ…行ってみようかな」
塔一郎!
「おっ、俺も行きます!」
思わず立ち上がったが、
「おめさんは練習残してるだろ。尽八ギャアギャア言ってたぜ?」
「…」
体よく断られてしまった…
でも気になって、そっと尾行(つ)けていくと、二人は街道から枝道へ入っていく。
クオータが、くそ、大事なクオータが足手まといに…
ガードレールにつないで、ロックして、枝道に入ったときにはもう、二人の姿はみつけられなかった。
新開さんが来し方を振り向く。
「どうやらまいたみたいだな」
人数多い方が、つちのこみつけやすいだろうに。
僕は虫とり網を持ってきたけど、新開さんはランチバッグとレジャーシートくらいしか持ってない。
もうかなり歩いて、森の奥まったあたりまで来てる。
つちのこって飛びかかってくるんだよね。
ちょっと怖いかも。
倒木のおかげで、空がぽかっと見える開けた場所につく。
「休もうか」
新開さんがレジャーシートを敷いてくれた。
二人で座る。
ランチボックスの中が全部パワーバ一だったら面白いのにな。
思わずくすっと笑ってしまう。
「何」
僕を見る、新開さんの目が優しい。
「つちのこいま、懸賞金いくらか知ってる?」
「一番高額なのが一億ですね。あとは…」
とスマホを開いて調べようとすると、新開さんがスマホを脇へ押しやった。
「つちのこにとびかかる、つちのこの図」
のしかかられて、長いキスされる。
長い、甘いキス。
心臓がバクバク早鐘のように鳴りだす。
フランクが危険を知らせてる。
でも拒めない。
ずるい…
制服が、剥がれてゆく。
生まれたままの僕になる。
新開さんが前立開いて、それをとり出して、宛てがう。
おっきい。
あっ、ああっ。
軋む。
軋むけど、甘い…感覚が包む…
「新…」
「いいから」
任せて、の顔されると、僕は完全に新開さんのものにすぎなくなる。
高くかつぎ上げられ、淫らに開かれた太腿も、屹立したそれも、なかも…
「かわいいよ塔…アア…もうだめだ」
僕をかき回しながらつぶやく。
「かけたい」
「新開さん…」
「あっ出る」
抜き出され放たれたそれは、アンディをかすめて夏草の繁みへと飛んだ。
新開さんが舌打ちした。
狙ってたバッタ取り逃がした子どもみたいで、めちゃめちゃかわいかった。
そのまま二人でうだうだしてた。
虫とり網は結局、出番はなかった。
山をおりてきた泉田たちをゲットした。
「つちのこ居たのかよ!」
泉田は赤くなり、新開さんは肩をすくめるのみ。
あ。
髪に落ち葉。
落ち葉かよ。
それ一億円の価値あンのかよ。
俺が睨むと直線鬼は、笑って白い歯を見せ、新しいパワーバーの袋を勢いよく噛み破った。
まだ夏は続く。
忌々しいけど夏は続く。
俺の出番は秋か、冬か。
それでも、いつかはきっと…
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