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※発言の重大さ。にしおりをはさみました!
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※発言の重大さ。
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壱也さんの腕の中、抱きかかえられた身体が無意識に硬くなる。
ゆっくりとベッドに降ろされて、そのまま倒される身体に心臓があり得ない勢いでバクバクと音を立て始めた。
どうしよう、心臓が飛び出そうだ。
「怖い?」
そっと頬を撫でられて、首を小さく横に振った。
「…ちょっと、緊張しちゃって…」
「無理すんなよ?」
「…だ、だいじょぶです」
たぶんだけど。
下から見上げる体勢に更に鼓動は激しくなるけど、相変わらず優しい壱也さんに全部委ねようと思った。
無意識に壱也さんの手に頬をすり寄せれば、それが合図になったのか唇を塞がれる。
するりと侵入してくる舌に口内を犯された。
舌先を絡め取られ吸い上げられて、上顎を擽られる。
甘い疼きに身体が震えた。
「…ん…ぁ、…んぅっ!」
深い口付けに必死に壱也の服を掴んでいると、不意に脇腹を撫でられてビクンと腰が跳ねる。
服の中に侵入してきた手のひらの熱さに一気に体温が上がった。
身体の線を確かめるみたいに手のひらが撫でていく。
壱也さんが触ったとこが熱くて身体が変になったみたいだ。
離れた唇が首筋へと滑り降りて舌が首筋を舐め上げていく。
その舌の動きにゾクゾクと何かが背筋を這い上がった。
「…ぁッ…ふ、んっ」
ビクビクと身体が揺れる。
自分の身体なのに、首がこんなに弱いなんて知らなかった。
「やっぱ、首弱いんだな」
「…っ、」
耳に吹き込まれる低い声。
腰に響くようなその声に頭が爆発しそうになった。
真っ赤になった顔でいつもより少しだけ意地悪に見える壱也さんを凝視すればふっと口許が緩められた。
「可愛い」
「ーーっ!」
もう恥ずかしすぎて声にならなかった。
プルプルと震える俺に壱也さんはキスをひとつ落とした。
やっぱり初心者の俺にはこういう行為はハードルが高かった。
今更ながら自分の発言の重大さに気付くのだった。
「ひゃっ…」
激しく込み上げる羞恥に悶えていると思いがけない場所に刺激を感じて身体が跳ねた。
見ればTシャツがたくし上げられて晒された胸元に壱也さんの顔が降りている。
更に言うならば、壱也さんの舌が俺の胸の突起物を舐めていた。
「っ、んん、ぁ…ゃ、なな、なんでそ、なとこ…っ」
いや、知識的にはソコを愛撫することは知ってる。
でもそれって女の人にすることなんじゃ…?
お、俺、男なのに・・・!
困惑する俺を他所に尖らせた舌先で擽られて、舌全体でねっとりと舐め上げられる。
片方の乳首は指先で転がされてクリクリと弄られた。
初めて感じるもどかしい気持ち良さに下半身が重くなっていく。
本気で恥ずかしさでどうにかなりそうだった。
顔を上げた壱也さんが唇の端を親指で拭う。
その仕草が妙にやらしくて目を逸らしたくなった。
「男でも気持ち良いって知らねえの?」
「し、しらな、」
「でもちゃんと感じてるだろ」
「んんっ!」
指先で掠めるように撫でられて危うく腰が浮きそうになる。
ピンと立ち上がった二つの突起が憎らしい。
再び両方の乳首を愛撫されてさっきから感じていた腰の違和感が強くなる。
その違和感は言わずとも身に覚えのあるもので。
たぶん、っていうか間違いなく勃ってる。
そう確信してよくわからない焦りを感じた。
勃ち上がったソコを必死に宥めようとするけど、それは無駄な努力というもの。
与えられる快感に益々下半身は重くなっていく。
せめて壱也さんに気付かれませんように。
そう願った矢先、壱也さんの手がソコに伸ばされた。
「っ、あッ…」
ズボン越しに撫で上げられて思わず腰が浮き上がる。
やんわりとソコを服の上から握られて、形を確かめるような動きにソコは完全に勃ち上がってしまった。
…もうやだ恥ずかしすぎる。
敏感に快感を拾い上げる身体が恥ずかしくて腕で顔を覆った。
じんわりと目尻に涙が滲む。
引かれてたりしたら、嫌だ。
壱也さんの反応を見るのが怖かった。
「稜太」
壱也さんの手が顔を隠す腕に伸びる。
そっと腕を下ろされて交わる視線に色んな感情が入り混じって泣きたくなった。
「何で顔隠してんだよ」
「ぅ、だって俺ヘン…」
「何が?変じゃねえだろ」
「だ、だっておれっ、男なのに…おかしい、…」
目を伏せてプルプルと震えながら涙を堪えていれば、言いたいことがわかったのかふっと壱也さんが目を細めた。
「別におかしくねえよ。気持ち良くさせる為にしてるんだし」
「・・・・」
「ちゃんと感じてくれてんの俺は嬉しいけど?」
優しく微笑む壱也さんを見て零れそうになっていた涙が既の所でとどまった。
そっか…おかしくないのか。
壱也さんに言われると何故だか素直に受け取れる。
単純でも何でも壱也さんの言葉にめちゃくちゃ安心した。
俺の表情から不安が消えると壱也さんに触れるだけのキスをされる。
吐息がかかる距離のまま見つめ合っていれば、再び唇を塞がれて口内への愛撫を受け入れた。
「…っ、んっ…ん」
深いキスに再び身体の芯が熱を持ち始める。
壱也さんの舌の動きに必死に応えていると、壱也さんの手が下着の中に滑り込んできてさっきから存在を主張していた俺のものを直に包み込まれた。
熱い手のひらに反射的に腰が浮く。
「ぅあッ…っあ、ゃっ…」
張り詰めていた自身をゆるゆると扱かれる。
初めて他人に触れられるソコはそれだけでも相当な刺激だった。
不安は消えたけど羞恥心は健在で。
普段よりも高くて、しかも甘ったるいような自分の声に赤面した。
こんな声、恥ずかしいのに。
深いキスの合間に漏れる声はどうしたって止まらない。
「んんっ、ふ…ぁ、ん、」
手の動きが段々と早くなる。
クチュクチュと水音が響いて、ヌルヌルと滑る手はまるでローションでもつけてるみたいだ。
濡れ過ぎてるのが自分でもわかる。
どれだけ先走りを零してるのか、考えるだけで顔から火が出そうになった。
幹全体を熱い手のひらで擦られて、溢れ出る先走りを撫で付けるように親指の腹で先端を擦られる。
グルグルと下腹に熱が渦巻いて吐き出したくてたまらない。
やばい、もう、イキそう…!
「んんッ、ゃ、ぁ…ん」
堪らない快感に腰がくねる。
せり上がってくる射精感が思考を全部飲み込んだ。
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