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濃厚なキスにしおりをはさみました!
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濃厚なキス
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「薫、好き、大好き。もう絶対離さないから」
「んっ!」
突然唇を奪われて、息が止まった。
ドサッとふとんに押し倒されて、そのまま唇を貪られる。
肉厚な舌に唇をなぞられて、誘うように唇を少し開いて舌を差し出すと、吸い付かれ、腰が跳ねあがった。
舌を絡め合い貪ると、どちらのものともわからない唾液が溢れ顎を伝って汚していく。
拭うこともせず、唾液でべたべたになるのも構わず拓斗の唇を舐め回し、お互いの舌を舐り合い、口内へと舌を侵入させる。
熱い吐息に拓斗が興奮していることがわかって、俺も興奮する。
こんなどろどろに溶けてしまいそうなキスなんて初めてなのに、溺れきってしまわないように、理性を保ったまま求め続けた。
「はっ…、すげぇな、薫…。こんなエロいキス、してくるなんて…」
「っ、ばっか、……拓斗、だから…」
拓斗だから、こんなキスできんだよって、言ったら俺、襲われるかな。
俺だったら、そんなこと言われたら絶対襲うもん…。
「薫」
「ぁっ…!ちょ、待てよ…拓斗……」
ふいに首筋を舐められて、背筋がゾクゾクした。
なんか、拓斗の舐め方…すっごいやらしー感じがして、ヘンな気分になるんだ。
頬を撫でる手が首筋を這い、胸へと移動して、わき腹を撫でて滑り降りていく。
「ん…薫……」
甘く痺れるような声で名前を呼ばれて、どんどん中心が熱くなっていく。
こういうところ、ずるいよな。
でも……。
「…やっぱ、ダメか……?」
「っ、あ……」
どうしようって思った時、拓斗は腰まで下ろした手をぴたりと止めて、顔を上げた。
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