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来て欲しくない（黄瀬side）にしおりをはさみました!
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来て欲しくない（黄瀬side）
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ピンポーン、ピンポーン、と断続的に鳴るチャイムの音が煩わしい。
「はーい、はーい！」
誰っスかね？ あーもうちょっとだったのにー！！！！
くそー、と舌打ちしつつドアを開けると、特徴的な髪の毛が見えた。
「青峰……っち…」
すーっとドアを閉じようとするが、がしっと掴まれて全開にされる。
「なんでくるんスかー！ 邪魔っス！ 帰るっス！ 青峰っちの×○△＊＠（１」
「！？ 放送禁止用語っ……!? ジャネェヨ！ すぐ終わらすから！」
「いやっス！ 俺は青峰っちなんか来て欲しくないし！ 相談もしたくないし！ 帰れ！ っスよ！」
「黄瀬ぇ……（イラァ」
要件はわかってる。
俺のところにくるなんてことは。
十中八九…！
「テツの住所教えろ」
「……教えると思うっスか？」
「教えなかったら殺」
「即死!? ……それでも俺は教えないっスよ。黒子っちは俺の大事な友達なんスから。ストーカー野郎に教えるなんてことはしないっス。
帰れ！」
黒子っちを傷つけたこいつは許せない。
こいつも仲間だった。しかし黒子っちも仲間だ。
今はもう、離れてしまっていても。
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