アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
✩にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
✩
-
「要はどうしてこの高校に入学したんだ?」
俺がそう問うと、
要は難しい顔をして…
「…本当は北條高校に行きたかったんだ…
でも、試験を受けた後、学校名が
違うことに気付いて…
今更変えることは出来ないから
なるべく静かに過ごそうと思って
この高校に入ったんだ」
そういった。
あぁ、なるほどね。
北条と北條
つまり、 ほう "じょう "
の部分の漢字を間違えたのか…
「ていうか北條って…!
あそこ偏差値めちゃめちゃ高い高校だよね?」
「う…うん。
一生懸命勉強して、
何とか受かるレベルまで到達したのに…
気が抜けちゃったのかな…」
…なんか同情するよ。
「おい、お前ら2人」
俺たちが話していると、
急にかかってくる低い声。
その声に要は怯えたようだが
「なに?」
別に俺は動じなかった。
だって不良ですからっ!
「お前ら2人はやんなくていーんだな?」
「あぁ、いいよ別に」
俺がそう返事をすると
目の前のやつは
「よぉーし!お前らよく聞け!
今から 1 - C の中で一番強いのは
この俺様、桜弥 星也 だから
そこんところよろしく!」
と自己紹介をしていた。
教室全体を見渡せば
血祭りの後が残っていて。
鉄分の匂い、血の独特な匂いが充満していた。
…目に映る赤、鼻にツンとくる匂いに
頭が揺れる感じがしてすぐに教室を出た。
ー人物紹介ー
名前✩桜弥 星也
容姿✩イケメン。
名前の通り薄い桜色の髪の毛。
情報✩1 - c のトップ。
性格はガキ。
意外と優しい。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
5 / 130