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18歳以上ですか?
✩にしおりをはさみました!
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✩
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「はぁ…くだらない」
「あ"ぁ?」
あーあー眉間にシワが寄ってらっしゃいますよ。
…要なんか涙目になってプルプル震えてるし…
「自分で飯買いにいくことも出来ないのか?」
…さすがにこれじゃあ挑発とは言えないか?
そう思った。が、
「は…はぁ?! 買いにいけるし!!舐めんなよ!!!」
そう言って桜弥はダッシュで教室を出て行った。
みんなの欲しいものを忘れず聞いて。
その場にいた全員が思ったこと。
…桜弥ってバカ(ガキ)だな。
5分後、
桜弥は全員分と思われるパンを
買ってきて、一人一人に配り
「どーだっ! はぁ…はぁ…はぁ…
俺だって…はぁ…やればできるんだ‼︎」
と息を荒くしながらも
威張っていた。
ますますガキに思えるな。
俺と要の分のパンも買ってきてくれたようで
ズイッと半ば無理矢理押し付けられた。
その時、
要の ありがとう という綺麗な笑みと言葉に
若干顔を赤くしながらも、不良達が集まって
いる輪の中へと入って行った。
そんなこんなで。
特に問題も無く日常を過ごすこと
約5ヶ月。
いやぁ、時間が経つのって早いんだねぇ。
俺ビックリ仰天 ( 棒読み…
そんな日常にですね、風の噂?噂の風?
よくわからんけどまぁ噂で聞いたんだけど
なんか入ってくるみたいなんですよ。
そう、俺のクラスに転入生がくることに
なったんです。
…厄介なことにならなければ
いいんだけどなぁ。
そう思いながら、俺は
窓の外を眺めていた。
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