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18歳以上ですか?
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「こっちにくるんじゃねぇ!
止まれ!」
奴らのうち1人がそう叫び、
ポケットからナイフを取り出して
要の首に当てた。
「……っ」
「お前が和也、だよな?
ゆっくりこっちに歩いてこい。
妙な真似したらこいつの喉元
かっ切るからな」
男がそう言うと、
和也はゆっくり歩き始めた。
「ははっ…さすがにこいつも
ダチ人質だったら言うこと聞くんだな」
どうやら要の首にナイフを当ててる
男はリーダーらしく、周りの奴らに合図を
出した瞬間、周りの奴らは和也に群がった。
「抵抗したら切るぞ」
そう言い、和也に飛びかかった。
「ぅあ…」
殴られても殴られても、
和也は反撃をしなかった。
要を思ってのことだろう。
その光景に、
クラスメイトはとても驚いて
同時に怒りを覚えた。
「一人によってたかってんじゃねぇよ‼︎」
そう1人が言うと
「じゃあよ…」
とリーダーの男が
不気味な笑みを浮かべ、言葉を続けた。
「お前らもおとなしく殴られてりゃあ
和也って男は半殺し程度で
やめてあげるぜ?」
「くそが…上等だよオラァ!!!」
そう言って、桜弥達は前へ進んでいった。
来んな、という和也の言葉を無視して
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