アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
✩にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
✩
-
" 付き合って "
という言葉の真意をようやく理解した
ところで、2つの疑問が脳内をよぎる。
一つ目はこれ。
「…俺たち今日会ったばっかだよね…?」
そしてもう一つは
「……それになんで俺?」
そう、この二つ。とても重要である。
葉月は俺の二つの疑問に対し
「実はね……」
と勝手に回想を始めた。
話を聞くこと10分。
葉月の話をまとめると
まだ俺が中学生の荒れていた時期、
なんでも不良のたまり場でカツアゲ
されていた葉月を助けたのが俺らしい。
……全く覚えてないが。
それで喧嘩する俺の姿がかっこよくて、
綺麗で一目惚れした。
とかなんとか。
そしてその時、去り際に俺は
「お前みたいな奴が
こんな薄汚い場所に来るんじゃねぇ」
なんてことを言ったとかなんとか。
話を聞いたものの、
全く記憶になく、
まさかあの頃の自分が人助けをした
なんて…と、驚くほどである。
「……悪りぃけどそれ人違いじゃ…」
なんて聞いたけど
「絶対違う!!!俺が見間違えるはずない!
だって俺視力1.5だし!!」
……バカなの? と思うような
根拠のない理由をドヤ顔で言われた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
124 / 130