アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
2009年2月16日 軽い異変にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
2009年2月16日 軽い異変
-
【 2009年2月16日 (晴) 】
ふと何かを感じ、僕は目覚まし時計のスイッチに手を伸ばした。
「……めずらしぃ」
時間を見れば6:04
目覚まし時計の音が鳴るちょうど一分前である。
いつもならあのジリリリリリリと嫌に響く音を何回か聞いてやっと目が覚めるというのに…もしかしたら今日は地震が起きるとか雪がめっちゃ降るとか何かが起こるかも知れないな。
「…う~ん……」
けどせっかく早く目が覚めたというのに、布団の中の温もりに抗う事が出来ず(毎朝の事だが)、ついつい微睡んでしまう。
暦上、二月は春だと言うが、現代では春とは言えない寒さである今日この頃。
布団の中とは違って外はとてつもなく寒いのだから、すぐに布団の外に出れないのは仕方が無いと思います。
暫くの間温もりを味わう様に布団の中でモゾモゾと動いてみたが、再び時計に目を向ければ…やばい
これでは早く起きた意味が無くなってしまう
「…起きるかぁ」
ちょっとした勇気を振り絞り、勢いをつけて布団を持ち上げ上体を起こす。
すると予想していたよりも冷たい冷気が、すっと体に触れた。
「寒っ」
けれどそれを振り切る様に、僕は目を覚ます為に軽く伸びをした。
「痛ツッ…」
だけど伸ばした瞬間、ピリッとした痛みが首の筋の所に走った。
どうやら…また首を思いっきり寝違えたらしい。
といっても、またなので今更驚きませんけどね。
なぜかって?結構やっているからです(笑)
何でも僕は寒いと布団の中で丸まって寝ているらしく (こう、猫みたいに?) 、そのせいか首を痛める事が多々あるのだ (特に寒い時期なんかは。だからここ最近は多いんだよね…)
寝方を直そうにもその体制の時の僕には意識が無いから、直せないよね?という事で若干諦め気味である。
なんて事を考えながら、僕は軽く欠伸をしながら冷たい床に足を下ろし、カーテンを開けに窓辺に向かう。
ちなみに、欠伸の時も軽く痛い。
痛みが直る訳では無いのだが、首をさすってみる…ちょっと痛くなくなったかな?(なんて)
でもこういうのって、気持ちも大事だとおもうんだよね。
「雪…?…じゃないか」
カーテンを開けて外を見れば、薄らと家とお隣さん家の庭が白くなっている。
一瞬雪かと思うのだが、けど本当に薄らだからやっぱり雪じゃない。
「………寒いなぁ」
個人的な考えなのだが、雪が降った日よりも霜が降りた日の方が寒いと思う。
だから今日は凄く寒いのだ。
「さてと…」
とりあえず学校行く準備しなきゃ
僕は首を動かさない様に気を付けながら、制服に着替える。
どうやら今日の首の痛みは重症の様だ。
ちょっと動かすだけでもピリッとした痛みが走る。
今までこんなに痛い事なんか無かったから、ちょっと驚き。
とりあえず今日は仏様(ほとけさま)にお線香をあげてから学校に行くとしよう。
前にお隣さんのお婆ちゃんが言っていたのだが、首が痛いのは仏様の罰(ばち)なのだとか
そういう時は思い当たる事が無くても、仏様にお線香をあげて、謝りなさいって、そうすれば首の痛みも無くなるからって
「はーい」
僕は首を擦りながら、学校へ行く準備を始めた
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
3 / 11