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純太の恋1~R18腐二次創作弱虫ペダル手島目線にしおりをはさみました!
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純太の恋1~R18腐二次創作弱虫ペダル手島目線
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中学時代は葦木場のことばかり考えていた。
東戸もそれなりにイケてたけど、オトメ度は断然葦木場だ。
女の子扱いして女の子として使って、倍近い身長あるのに、あくまで彼氏は俺。
「純太君」
「純太君」
慕ってくれるのをいいことに、キスしてハグして触って哭かせて、俺はいっぱしのご主人様気取りだった。
転校していく時、葦木場は泣いた。
どうして中学生なんだろう。
大人なら、僕純太君とずーっと一緒にいられるのに。
大丈夫。
おまえが俺を忘れなければ俺もおまえを忘れない。
最後のキスして、俺たちは別れた。
俺は葦木場を忘れ、新しい恋をした。
男とも女とも寝た。
いろいろ試したい盛りだったから、葦木場のことはどんどん記憶から遠ざかっていき、俺は日々のことで手一杯になっていた。
葦木場に呪われたのか、自転車での走りはどんどんダメになっていった。
もともと勝てないものがさらに悪くなり、最後には、自転車を見るのも嫌になった。
全て葦木場のおかげであり、葦木場のせいだった。
あの長身の風よけあっての俺だったのだ。
わかっていたからよけい腹立たしく、腹立ちは、当時常勝だった今泉何チャラにも向いた。
今泉が小レースに出て、帰りに南中近くを通った日に、俺たちは今泉を襲撃してボコボコにした。
今泉は俺を見た筈だ。
けどどこからもお咎めはなかった。
何十と何百と同じレースに出てるのに、俺の名前も知らないのな。
かえって俺は腐った。
そんな日々ともおさらばだ。
県立に合格した褒美に、親はバイトしていいと言った。
総北といえば自転車競技部。
でももう俺には関係ない。
と思った時。
そいつが来たのだ。
コラテックで、坂を。
それが青八木一だった。
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