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黒及っぽいものにしおりをはさみました!
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黒及っぽいもの
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いずれ現在連載中のもので書きたいシーン
ほんのちょっとだけだけど、よかったらどうぞ！
「っあ、な、に…?」
「なんて顔してんだよ、お前」
ふ、と俺の顔を見て微かに笑う黒尾。ゆるりと細められた目が愛おしげに此方を見つめるのを呆然としながら見やる。
「なあ、及川クン。及川徹クンよ」
確実に、逃げ場など作らせないように、じわじわと追い詰めるかの如く距離を縮めてくる。
「そう、邪険にすんなよ。俺はな、ただあんたが欲しいだけだ」
「は、なに言って…」
「欲しくて欲しくて仕方ねぇんだよ。一目みたときから、あんたが欲しくて仕方がない。…なぁ、」
あんたを、俺にくれねえか。
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