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75.襲ってみせます!後編(1/2)にしおりをはさみました!
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75.襲ってみせます!後編(1/2)
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ー後輩の顔は、やはりとても綺麗だった。
暗がりで、後輩のこちらを見る目が光って、上から見下ろす俺を見つめる。
変な感じ……
後輩が、俺のことを見上げているだなんて。
「先輩」
ドキっ
「……良いですよ」
「え、?…」
「あなたの好きなように、何でもすればいい。…あなたがそれを望むのなら、俺もそれを望んであげる。どうぞ?…あなたになら、何でも捧げますよ」
「、…」
……後輩は優しい。
後輩は俺に、優しすぎる。
後輩は俺に……甘過ぎる。
馬鹿な奴、馬鹿な奴、馬鹿な奴ー…
何でもすればいいだなんて、…何てこと言うんだ、こいつはーー
にこっと微笑む、綺麗な笑みに、無抵抗なその姿に、俺はごくりと唾を飲み込む。
視界を後輩の鎖骨にやって、俺は心臓をドキンドキンと鳴らしながら、その白い肌に唇を押し当ててみる。
「んっ」
ーと、白く、きめ細やかな肌にそのまま舌を出してぺろっと舐めると、後輩の色っぽいくすぐったいような声が微かに聞こえ、俺はその瞬間、ドクン、…と鳴る胸を更に一際大きく静かに高鳴らす。
ドキン、ドキン…ドキンドキン…
脈がどくどくと打って、後輩の顔も見れないままに俺は頬をその暗闇で密かに赤に染める。
ヤバい…、…ヤバい、ヤバい……
ー俺はなんて奴なんだ
…ついさっきまではこんなこと、絶対できないと思っていたのに、少し触れてしまえば、途端にそんなこと嘘かのように、…俺は今確かに後輩に欲情し、…目を爛々と光らせている。
や、…まじにやっばいこれは……
俺はひたすら唾を飲み込み、もう一度後輩の肌に唇で確認するように触れてみる。
綺麗な鎖骨、いや、鎖骨周りだって、首だって、いや、ここだけじゃなくて、他も全部、全部、…きっと同じように綺麗ーー
俺はそこから、まるで抑えの利かない子どものように、後輩の服を脱がせつつ、唇を無我夢中にすべすべとした肌に這わせて愛撫し出した。
裸体になった後輩の脇腹を左手で撫でつつ、俺は口を後輩の鎖骨から、みぞおち、下腹部へと移動させながら何度もキスを落とした。
そしてまた、舌で時折べろりとその肌を舐め、それに微かに震える後輩の体を見、俺は言い様のない気持ちを胸に湧き上がらせ、愛しいという想いを大きく抱く。
…本当にやばい…
本当に、止まらなくなるーー
所詮は俺も男。
毎日毎日押し倒されようが、所詮は俺もその一人でしかなかったようだ。
…だって、俺は後輩の声を、もっと出させたいと、俺の舌の、唇の、手の感触で…もっと体を震わせたくてたまらないと、俺は思っている。
可愛い、愛しい、可愛い、可愛い…ー
ー俺は後輩の、胸の突起部分に触れた。
「…、ん…」
左手で片方を弄り、それからもう片方を口に含み転がすと、上から途端に漏れる吐息。
赤く赤く染まる突起部。
敏感に尖り出し硬くなっていくー。
…止まらない、止まらない、止まらないー
「ー…ちょ、せんぱい…」
いつもより弱々しい声は、俺を誘うものとしか思えない。
ちゅ〜ぅと、後輩の赤い突起を軽く歯で噛んで引っ張ると、後輩は首を捻らせ、横に向け、体をビクつかせる。
声を堪えるのが分かって、俺は何も言えずにただ欲情だけを募らせる。
続けざま、胸の突起を弄り、舌で舐めまわし、歯で軽く噛んでを繰り返すと、後輩は俺の頭を手で離させるようにした。
「、先輩……、…舐めすぎ。…引っ張りすぎだし。…もういいから、そこは」
頬をほんのり染めらせこちらを見る後輩の顔に、俺は早鐘を打つ。
「…い、…いたか、っ…たか?」
慌てて言うと、後輩はいや…と困ったように口を開く。
「あなたってほんと単純……、…」
「え…?、」
「…全然弱気だったくせに、急にガツガツくるし…」
、ーっ
「ーー…ごっ、ごごごごごめん!!、だ、だって、…な、なんかっっ!俺…、と、止めらんなくて…っ!ご、ごごごめん!まじごめん!ごめん!」
「…クス。」
「…、…な、なにっ?」
「…可愛いな…って」
「、な、…ど、どこに対してお前はそんなのを感じたんだよっっ…あ、ああああほかてめぇっ!、」
「…先輩、だって、必死だから」
「、ーえ?」
「そんなに慌てなくても、俺はあなたを押し退けて、立ち上がったりしませんよ」
「…、な…、なに…それ」
「……あなたが満足するまで、俺はずっと、倒れたままじっとしててあげる」
「、…」
「ごめんなさい、中断させて。」
「え、あ、いや、…べ、つに」
「あまりに先輩が乳首をちゅうちゅう吸うもんだから、ちょっとびっくりして」
「…、…す、すいません……」
「いえ、良いですけどね。先輩が意外に上手くてちょっとビックリしてますけど」
「え…?、う、ううう上手いって、…な、なななに言って、」
「………」
「……、……え、…枷?」
「……違うよね?」
「……え?」
「…ゆずきさんとか、前の人…、…」
「ーえ?」
「……先輩が、こんなにガツガツくるのは、……俺……だから、だよね…?……」
「……は?…」
「…先輩……。…だって元はノーマルだったんだし、……こういう、襲う側とか、してたんだし……だから、もしかして………」
「………」
「………もしかして……、…俺じゃなくて……違う人………女の人とか……連想させてるんじゃないかな……って…
「ー」
「………」
後輩はそう言い少し笑いながら、少しその長い睫毛を伏せるようにした。
ーそれだけで綺麗…、
ちょっとそんなことを言って、不安がる後輩が、とても愛しくてならない、
…彼が本当は、こういう面も見せることも知っている。
普段俺に突っかかったり、怒ったり、甘やかしたりしてくるくせに、時折こうして、俺に問いて、ゆらゆらと瞳を不安げに揺らす。
後輩は卑怯過ぎて…、俺はそのたまに見せる女のようなそれに、可愛らしさを感じてたまらなくなる。
俺がいてやらないと…、
俺がこいつを、守ってやらないと…
俺がこいつの全部を、分かってやらないとー…
余裕そうに見える彼が、たまに見せる素顔に、俺は何度も惹きつけられる。
ーけれど、彼は俺と同じ男。
こんな姿は、見せても少し。大半は俺のことを馬鹿にして、好き放題して、上から見下し俺を笑うだろう。
彼の方が実際頭が良いから、そこまで頭の良くない俺は、反抗しながらも良いように動かされ、後輩の思惑通りにもしかしたら動いているのかもしれない。
ー彼は、俺を軽々とだき抱え、ベッドへと連れて行ってしまう。
そして彼は、俺の頭を猫をあやすように撫でて、楽しそうに笑みを浮かべ笑う。
そしてまた彼は、俺の体をすぐその大きな体で抱き締め、俺の耳にキスをする。
…それらは全て、彼が男だという証。
そして俺は、その彼にそんなことされてる俺も、こうして時々不安な後輩を前に、男になって、上から見つめる時だってある。
「………馬鹿かお前は」
ー知ってる。
俺も彼も、男で、弱気な今のこの瞬間の彼も、勿論男で、綺麗な体してたって、やっぱり男で、俺だって後輩には言わないだけで、後輩が可愛い可愛い言ってくるからあまり言えないけど、俺は密かに、後輩の微かに触れた手に、何気なく見えたうなじに、欲情したりもしているー。
ーそして実際俺は、守りたいと言いながら、後輩に守られている。
側にいてやらないとと思いながら、本当は後輩に側にいるようにと強く腕を掴まれている。
理解してやろうと言いながら、後輩は俺のことを誰よりも何よりも知っている。
……知ってる、知ってる。
そういうことから、彼が男なんだ…っていうことが、俺にはちゃんと分かってる。
それらも含めて、彼が俺の…好きな、大切な人なんていうことは、俺だってちゃんと分かってる。
俺が〝彼〟に、俺は心も体も全部、持ってかれてる…なんてことはそういうとこから、全部、全部……俺……分かってる。
「………当たり前だろう?…」
後輩は、頼りになって、カッコよくて、仕事もできて、いつだって冷静で、頭も良くって、俺に優しい。
ちょっとたまに怖いけど、そういうとこも含めて、俺はリードしてくる彼も、弱々しくなる彼も、ーー全部好き。
全部ひっくるめて、後輩の全部が、俺はこんなにも、愛しいと、…大好きと、本当にそう思ってるーー
…
「……俺はお前だから、こんなにドキドキしてんだよ、……枷。お前だから、…俺…こんな急に理性なくしてさ、お前の俺に触られて、体震わせて、声堪えてるとかさ…、…だってそれたまんねーじゃん…。…色々もっとやりたいって思うじゃん、…お前が可愛いから…、……お前だからだよ…、…お前がそんな可愛いから……、…から、…だから……俺……止まらなくなって……その、…すっ、すっげー、…だ、だから、その、…む、ムラムラっっ?とか、…しっ、してんじゃんお前に今さっ…、」
「……ー。」
「…、…俺だって、思うよ……そうゆうこと……。…ぉ、俺、男だし……お前のこと、好きだし……。…連想なんて、馬鹿かお前は。……お前は男だろう?どう連想しろってんだ……あほかお前、…馬鹿かよ…、」
「…、だって……」
「…ーっ、……こ、…こここの馬鹿っ、な、何なの……お前っ…、…そ、…そんな顔して、俺を見るなよ…、…そんな不安そうに、俺を見つめてくるなよ……っっ」
「…え?」
「……お前っっ、まじ馬鹿ッッ…!つか、まじばかだろお前…っ!?、俺にどーのこーの言うけどさ…っっ、お前だって、そーとー無自覚だからな!?ーこのボケっっ…なんっなんだよお前っっまじにムカつく……!」
「…ーな、……は?……何なんですか急に。俺は、別に何も…」
「……〜っお前にすげームラムラしてるっっつーのっっ!、…すげー俺はヤバいっつーの…っ!!こんなんじゃなかったのにっ、俺…っ、俺っっ!お前まじふざけんなよもう……っ!」
「……、…ふざけんなって、」
「……お前のこと俺すごい好き!!好き…!お前のこと、すごい好きなんだもん俺…!しょーがねーじゃんっ!好きなんだよ、すげー好きなんだよお前のことっっ…!ど〜してくれんだこの馬鹿ッッ!!」
「…、…ちょ……急になに…、…そんなシラフで、今度は好き好き攻撃なんかしてきて」
「…〜〜だって好きだからっ…!!」
「…、………なに……言って」
「……お前のせいだ、この馬鹿…っ」
「…、え?」
「…お前なんか、…俺以外のとこになんか、絶対行かせないー」
「ー」
「……俺がお前に、まだまだいっぱい、入り込んで…、もっとお前を、俺から、離れなくさせてやる……。…お前に好きって、沢山言ってやるー」
「…、……先輩……」
「……」
「……、…酷いですよ………俺にまだ入り込むだなんて……。…嬉しいけど、駄目…。…駄目ですよ…。…もう無理、…駄目、……だって、これ以上、もう入らないから…。…こんなになってるのに、…もういっぱいいっぱいになってるのに、そんな俺に、…あなたは俺のことまだ好きにさせようとするなんて……あなたは本当に、…本当に酷い人……」
「……」
「…もういっぱいになってる……、…もう口から、溢れてくるくらい、俺は…あなたでいっぱいなんだ…。これ以上入ってくるなんて、…そんなこと言うなんて……あなたは、…あなたは……。…俺は、もう幸せ過ぎて…、もうあなたに…、これ以上好きなんてそんな言葉を望んでしまったらーー……俺……きっと駄目になってしまう…。…、…自分がとても怖い…ー。怖い、怖い…あなたを失ったら、俺はどうなってしまうのか……、…俺は、…あなたを想いすぎて、好き過ぎて、……俺は、怖くて怖くて……たまらない…。あなたのことが、……大好き過ぎて、…何をしでかすのか、自分が、…俺にそんなことを言ってくるあなたが、…あなたに近寄る、すべてのものが、……俺は怖くて怖くて、…たまらない……たまらない、…たまらないんです…ー…俺は、…俺は、……俺は…ーー」
「…だったら、俺のこと、拘束していいから。」
「……え?」
「…、…前みたいな、…鎖とか、まじやだけど、……つか、あり得ないけど……でも、……俺、お前のそういう、気持ちとか、…色々応えたいし、」
「…。…」
「…お前が俺に何でも捧げるように、俺だってお前に、何でもあげたいよ、…お前がバイブしたいっつーからバイブするし、お前が猫耳して欲しいっつーから、俺はしちゃうしさ、」
「……」
「……だから、…その、…お前が、俺に何でもあげたら、…あ、あれじゃん、不平等だからさ、……だから、俺も、……が、頑張って、お前の要望に応えれるように、なるべく、な、何でもしようって、やろうって、思うし…っ!」
「……先輩、…」
「……、…も、もうっ!…け、計算とかでも、何でもいーよ…!!俺っ…、だって、…それくらい好きなんだもん!、お前のこと…!…な、なんか、すげー好きなんだもん、お前のことっっ!」
「…」
「…ああ良かったって、お前は勝手に、余裕そうに笑ってればいいじゃん…!俺はこれでいいって思うし、俺が自分からこうしたいって思うしっ、…つか、……俺お前の想ってる以上に、お前のこと俺好きだし…!」
「……」
「…、…〜ぉっ、ーーお前のせいなんだよ馬鹿っ、…つか、お前のせいだ!!…全部っ、…全部!どーしてくれんだよもうっ!俺は…っ、ノーマルのっ、…普通のっ、あの頃にはっ、2度と戻れない…!お前のこと、…好きになったから…っ!お前の全部が、愛しいとか、俺いつの間にか…こんなに思うようになってるから……!」
「…」
「ー…っ、ーー連想なんかするかよ…!!お前のこと好きなのに、連想なんかするかよ!!お前胸ないくせにっっ、…この馬鹿っっ、この馬鹿…!馬鹿だろお前っ!…馬鹿っ!!馬鹿!…ばかっ!」
「、……ご…めんなさい…。」
「…、…」
「……。…先輩?」
「……わかんねぇなら、……だったら、……疑うなら、……お前がそうやって、…不安になるんなら、……だったら俺のこと、ちゃんと見てろよ、」
「ーーえ?」
「……男だって分かってるから……お前だって分かってるから……だから欲情してんだ…。…お前に…俺…ー」
ずりっ
「ー…え?」
「……好き。……お前が、好き、だから…。…だからちゃんと分かって。…俺がお前しか、見てないってことーー」
「……え?、ー、……先輩、」
「…分かって、ちゃんと分かって…、…枷…。…疑うなら、…これでちゃんと……俺はお前しか、見てないって…そのことを…。…分かって、…分かれよ…、……枷……俺のこと……全部…全部……全部ーーー」
ー後輩は
言って、下に少しずれる俺を、少し目を開いてただ見つめた。
…俺は、唐突に俺が自らずらさせた、後輩のズボンと下着から出る、その半勃ちのモノを見、ー俺はまた早鐘をどくどくと打って、大きなそれを…食い入るようにガン見し見つめた。
それは1週間ぶりに見るものであって、はたまたそれが、一般的な恋人にとって、…久々なのか、それとも別にそうでもないのか、俺には分からないが、でも俺たちの頻度からすれば、それはもう当然のように久々という枠に優に当てはまるはずだろう。
俺は、久々に見たそのモノに…、独特の香りを放つ雄の匂いに…、俺は頬を染めて、…ゆっくりと顔を近づける。
後輩の腰あたりの両サイドに手をついて、顔をモノへ近づけ、そして俺はそのモノに向かって、ぺろりと舌を出し舐める。
まだ、完勃ち状態になっていないそれは、先走りもなく、ヒクついてもいない。
俺はそのモノの先端にキスを一度落とし、そこを口ですっぽりと覆うと、茎の部分を片手で包み、俺は手で扱きながらも、先端を口でちゅうちゅうと吸いながら後輩のモノを勃ちあがらせるように導いた。
すると後輩は微かに声を出しだし、俺は1週間ぶりに口にするそれにドキドキと胸を跳ねさせ、だんだんと硬くなる後輩のそれに、俺は扱く手を速まらせた。
手が少しぬるぬるとし出し、大きかったものがまた一段と大きくなると、俺は手を離し、口を離した。
そして少し何とか勃ったモノを見つめ、俺ははぁはぁと息をしながら裏側の側面をべろりと舐めあげ、後輩の、んっという声を聞く。
モノが上を向き、硬くなり、俺はまた、そのそそり勃つモノにそこから理性をなくした。
まず先端を舌先でちろちろと舐め、それからモノ全体を口に含んで頭を上下させ、唇で扱きあげ、また更に大きくなったモノを口から離し、息をする間も無くモノ全体にキスを降らす。
先端にキスをし、側面にキスをし、根元にキスをし、そして時折モノに唇を当て口で吸い舌で舐めながら、後輩のモノを射精の時まで誘ってあげる。
ひくんひくんとひくつき、汁を流しだすそれに、俺はまた息を乱す。
先走りを綺麗に舐めとるように舌を這わすと、後輩はたまらなそうに息を漏らす。
「……んっ、…先輩、……も、……駄目、ですよ……」
後輩のその声に、こちらを頬を染めて見つめる後輩に、俺はごくりとして、モノを口へと一気に頬張った。
頭を上下に動かし、先端から根元まで唇で激しく扱くと、後輩は、んっとまた小さな声を出す。
そして口の中でまた大きくなったモノに、俺は頬を火照らせ、口いっぱいに入るその硬いモノに俺は目を閉じひたすら頭を動かし扱きあげる。
大きいモノに口の呼吸を奪われ、開きっぱなしのせいで顎も痛くなってきて、実際息苦しくもなるけれど、俺の口の中で、確実に感じ、射精の瞬間を迎えようとする後輩のそれに、俺は嬉しさと愛しさが増す。
後輩がこれで、気持ち良いと感じてくれるならば、
俺のフェラで感じて出してくれるなら、ー
ーー俺は頬を染め、ひたすら後輩のモノを口でねぶり、吸い、キスをし、咥え続けた。
そして、その後、俺は口に咥えたまま頭を上下に揺らすそれの扱く速度を更にあげた。
…んふっんふっと、鼻で息をしながらしばらくモノを咥え唇で扱くことを長らく繰り返し、ようやく口の中で、モノが大きく震えるのがわかった。
「…っ、…んふっ、」
そして瞬間、口内に多量にどぴゅーっと出るそれに、俺は少し目を開き、少々えづく。
あまりに多量のそれに少し口端から顎に向かってつー…と一筋思わず零れてしまったが、後は全て飲もうと俺は必死に何度もんくんく、として喉を動かし後輩の出される精液を飲み下していく。
「……んっ…ん、……ん…んっく、」
「、……せん、ぱい…」
「はっ……、はぁ、…はぁ、はあっ、はっ、はあ、はあっはあっ、はぁっ」
後輩の濃いそれに、自分の中が何かで満ちていくのがわかる。
喉を落ち、食道を通って、俺の中に入ってくる。
最初の頃は、あり得なかったこの行為も、最早当然のように受け入れ、そして、俺はこの行為に自分自身が満たされていると、感じている。
少し認めるのが悔しい。これが本当に後輩の計画通りというのなら。
だけど、俺はもう戻れないーー…
…俺は、後輩の全てが愛しい。
中身はもちろん、後輩のこの体も、…モノも、全部が愛しくて、…俺は息を乱し、淫らに欲しているんだー。
俺はやはり淫らに映るだろうか。
今、後輩のモノから口を離し顔を上げ、頬を紅潮させ、眉を少し下げ、口を開きはあはあと肩で息をする俺は、…後輩から見れば、どのように映るだろうか?
でもきっと、今更そんなことを思っても、俺は引き返せない。
後輩がもし、勝ち誇ったような笑みで笑っても、俺はそれに反論することはできない。
それでもいい、…それでいいー。
俺はもう、…だってこんなに、……たまらなくなって、……たまらなくなってーー
後輩はそうして、頭を垂れる俺の方へと仰向けに倒れたまま、手を差し出す。
はあはあと息をしながら、頬を火照らせながら、それに顔を近づけると、後輩は俺の頬に手を添え、優しく撫でる。
「……あなたは……
…………本当に可愛い………」
後輩は、上に跨り、下を向く俺を見上げ、そう言って、静かに微笑んだ。
ー俺の口元から垂れる液を長い指で拭うと、後輩は、俺の顔を自分の方へと引き寄せ、そのまま唇と唇を重ね合わせると、少しだけ舌を俺の口内へと差し込んだ。
「はぁ…っっ、……」
「……先輩。……先輩の、勃ってる?」
「……は、…ぁ…」
「……いいよ?……俺の中に挿れる?それとも、……俺ので中、犯されたい……?」
「……は、…はっ」
「……どっち?先輩……ーー」
俺はそれに、勃つモノをぶるりと震わせ、後ろの孔をうずうずと疼かせ、後輩の既に先の答えを見据えたような、真っ黒な瞳を見つめた。
「………な、かに……
…は………挿れ、……て………」
言うと、後輩は
下から目を細め、上にいる俺を、…理性をなくし溺れる俺の姿を、後輩は息一つ乱さず見つめ、ただ妖艶に、その甘い顔に一瞬の悪い表情を浮かべ…そしてすぐにまた後輩は、綺麗な笑みを浮かべ、笑うのだった。
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