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碧さんとお風呂。③にしおりをはさみました!
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碧さんとお風呂。③
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「………んっ」
長い口づけが終わって顔が離れれば、優しそうに微笑む碧さんが居て、いつもの日常に戻って来れたんだと実感できる。
幸せなはずなのに涙が出そう…
「碧さん…大好きですっ…」
震えた声は、泣いているなんてバレバレだけど、碧さんに抱きついて必死に顔は隠した。
「……愛してるよ。」
背中にまわってきた手は力強いのにどこか弱くて、ああやっぱり碧さんだな。なんて思った。
「碧さん…」
「んー?」
「今日は、何もしないんですか…?」
「…は?」
「いつもならするのに…」
こんな状況で何もしないなんて珍しい
いつもならこれで済むはずがない
「あっ…ああ…まあ…」
歯切れの悪い返事に余計不安になる
「どうしたんです…?」
「…もし、今からお前を抱いたら…絶対ひどくする、からっ…」
「へっ…?」
碧さんちょっと顔赤い
「今、独占欲でどうにかなりそうなんだよ…」
「へへっ」
「おまっ…何笑ってんだ」
そう言ってふてくされたみたいな顔をする
「だって、嬉しくて…」
「?」
「こんなに想ってくれる人が居るって、幸せだなあって」
「そんなの…やっと分かったのか?」
「はいっ!」
「遅いんだよばぁーか」
そう言ってデコピンされる
「ぃたっ!」
「俺の愛を思いしれ」
そう言って意地悪そうに笑う
やっといつもの碧さんに戻った。
と思ったのは束の間で、深い深いキスが落とされた。
あっという間に舌を絡め取られ、吸われて甘噛みされて歯列をなぞられ、久々なその感覚に、声が抑えられない
「んやっ……んっ…ふぅ…はっ……ぁん」
「顔、蕩けてんぞ」
そう言って僕の頬をつんつんとしてくるけど、僕の頭はぼーっとしてしまって、何も言い返せない。
「ふっ…そんなに気持ちよかった?」
「っ…!」
「顔真っ赤だな…ここも立ってる」
そこを指で弾かれる
「あんっ」
手で口を押さえるけどもう遅い
「乳首、そんなに感じる?」
「ちがっ…」
「違うの?」
「……ちがく、ないっ…」
「可愛すぎんだろ…ほんと心配。」
そう言って頭を抱えると、浴槽を出ようとする
「碧さんっ…」
「どこも行かねえから、そんな顔すんな」
頭をよしよしと撫でられる
「はい…」
「ん、続きはベットな」
「なっ!?」
続き!?
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