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6話【お前ら、ついに…】にしおりをはさみました!
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6話【お前ら、ついに…】
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キャッチボールをした後、俺は寝てしまったらしい。起きたら球輝の家にいた…眠い…
母「あれ?絵翔君起きちゃったの?」
食卓に行くと球輝の家族が勢ぞろいしていた
球輝「バランス崩して絵翔の上に乗っかっちゃってw」
格汰「どんくせぇなw」
球輝「うるせぇなお前はいちいち!」
格汰「あ”?兄に向かってお前とはなんだ!」
陸志「格汰!落ち着いて。球輝も、一応こいつも兄なんだから一応敬ってやれ、一応」
格汰「一応ってなんだよ!つか一応一応言い過ぎだろ!」
やっぱりこの家は楽しい
絵翔「お邪魔します」
母「はい、いらっしゃい、立ってないで二人も食べなさい、ご飯冷めちゃうから」
ちゃんと俺の分もあった
二人「いただきます」
これがお袋の味と言うのだろうか、毎回食べてて思う。うちは自慢ではないが金持ちだからシェフがご飯を作る。だからこんな暖かい味は味わえないのだ…やっぱり
絵翔「美味しい」
球輝「おいおい、口にソース着いてるぞ」
球輝がそれを拭いてくれる
絵翔「ありがと」
やっぱり寝起きは頭が働かない…
格汰「やっぱり二人は仲いいよな〜」
陸志「羨ましいのか?w」
格汰「あ”?どういうことだよ、俺は好きで一匹狼やってんだよ」
育美「好きでじゃなくて、なっちゃったんだよね!顔が怖いから」
格汰「おい、てめぇごらっ、クソアマ、ぶっ殺されてぇか?」
母「こらっ!育美は糞女じゃないわ!」
育美「お母さん…」
母「糞女じゃなくて腐った女よ」
育美「酷い!」
母「部屋が散らかってたから掃除してたら見つけたのよ。男の子同士が絡んでる漫画。そういうの好きなの腐女子って言うんでしょ?」
育美「ついにばれたか…」
気まずいよね、俺も親にばれた時は気まずかった、けど親は普通に許してくれた
母「お母さん、そういうのに抵抗はないからそういうの好きになるのは別にいいけど、だらしないのは関心しないわね」
お、ここもうちと同じ考えか
育美「ごめんなさい…」
よかったね、育美ちゃん
球輝「え?抵抗ないって、もし俺と絵翔が付き合ったとしてもなんとも思わないのか?」
…!?
絵翔「え?ちょ球輝!?」
母「驚きはするかもだけど否定はしないわよ?」
絵翔「体子(たいこ)さん!?」
やばい、動揺している…完全に目が覚めた
。球輝を見ると普通に見えたけど、どこか嬉しそうでもあった
母「え?なに、そういう関係なの?」
球輝「ち、ちげーよ!聞いてみただけだよ!」
陸志「びっくりした〜二人は仲が良いから信じちゃったよw」
格汰「俺も、ついに…って思ったぜw」
球輝「ついに…ってなんだよw」
母「それ位仲良く見えるからよ〜」
二人「うんw」
第三者から見て俺たちはそういう風に見えてるのか、よくわからないけど嬉しくなった
ご飯を食べ終わり、二人で風呂に入ることになった。みんなご飯の後に風呂に入るから後が詰まるらしい。だから毎回泊りに行くと二人で入っていた
いつ見ても思う
絵翔「やっぱりいい筋肉してるよね〜かっこいいもんな〜」
球輝「毎回言うよなそれwありがとよ!」
絵翔「だって本当に思うもんw」
球輝が湯船に入ってくる、流石に高校生2人が入るとぎゅうぎゅうである、その分密着できて嬉しいのだが
前回の泊りで編み出した技なのだが玉置が普通の状態で入って、股の間に俺が入って球輝に寄っ掛かると狭くないのだ…まぁ他にも普通のやり方はあるのだが…
どちらも寄っ掛かれるし、足も伸ばせる、密着もできる、の嬉しい三点セットなのである。球輝が後ろから抱きしめて来る感じになるから俺は幸せである。
今日はそういう気分だったのか、球輝が俺のほっぺと自分のほっぺをくっつけて来た、嬉しかったが恥ずかしくなった
絵翔「どうしたの?今日は甘えたさんなの?www」
少しからかってみた
球翔「知ってるだろ?俺がハグ好きなの、こうしてると落ち着くんだよ…」
知ってるよ、よくハグして来るし抱き枕まで買っちゃってさw俺もハグは好きだからとても嬉しい、球輝のハグは上手いし、でも…
絵翔「なんかあったの?」
球輝「なんで?」
絵翔「思いつめてる時に限ってよく甘えて来るから」
球輝「今はちげーよ、さっきは大変だったけど…んで色々考えたんだ、素直になろうかなって、本当の自分を絵翔に見せたいと思ったんだ…嫌だったか?」
絵翔「全然?俺は嬉しいよ!本当の球輝を見れるんだもん!球輝の本当の姿は甘えたさんだったんだね?ww」
どういう考えでそうなったのかはわからないけど俺は嬉しい
球輝「甘えたさんと言うより、密着するのが好きだったんだ。おんぶしてる時とか今の状態とか俺は嬉しいんだ」
そうか、照れ隠しで降りろって言ったりしてたのか。よく考えたらこの風呂の入り方は普通なら嫌がる。でも前回入った時、球輝は乗り気だった…まだまだわからないことがたくさんあるのかもしれない、もっと球輝を知りたい、後もっと自分を見せたい
絵翔「じゃあ俺も素直になる」
球輝「おう、なんか今まで以上に仲良くななれそうだな!」
絵翔「早速思ってる事言っていい?」
球輝「お?いいぜ」
絵翔「もっと抱きしめて!」
球輝「おう!」
球輝は嬉しそうな顔をして強く、抱きしめてくれた。時間を忘れて逆上せそうになった。俺たちは部屋に行って寝る準備をした。聞くと球輝は寝る時はパンイチで寝てるらしく俺と寝る時は我慢してたらしい。俺はそれでいいよって言って、普段はしないけど俺もそうしてみた
絵翔「あ、すごい!布団の柔らかさを直で感じれて気持ちいね!俺も今度からこうやって寝ようかな!」
球輝「お前の家の布団なんて良いやつだから凄い気持ちいいんじゃないか?」
絵翔「そうかも、でもこの布団も結構好きだけどね」
球輝がいつも寝てる布団だから
球輝「そうか?w…電気消すな」
球輝は俺の返事を聞いて電気を消しベットに入ってきた。布団が多く無くて俺たちは前から2人で一つのベットを使っていたけど今回はどちらもパンイチと言うことで少し緊張した
球輝「絵翔…抱き枕にしていい?」
当たり前じゃないか!望むところだよ!…まぁ言わなくても寝相悪いから最終的にはこの状態になるのだけど。でも最初からと言うことはなかったから嬉しい
絵翔「いいよ、なんか俺たち本当に恋人みたいだねww」
そういうと球輝は嬉しそうに笑って
球輝「そうだな!」
と言って俺を抱きしめた、俺も球輝を抱きしめて球輝の胸におでこを乗せた
球輝の匂い、球輝きの温もり…今日は一段と心地よく寝れそうだ…
次の日
目が覚めたらパンイチの球輝に抱かれていた。なんて幸せな朝だろう、体を少し動かそうと思った瞬間、激痛が走る
絵翔「いてててて、痛い!痛い!」
思わず叫んでしまった、全身が痛い、球輝が驚いて飛び起きて心配そうに俺を触る
絵翔「痛い!痛い!離して!痛い!」
もうなんだよこれ!
大きい声を出し過ぎたのか皆が部屋に来た
育美「え?事後!?」
球輝「ちげーよ!」
格汰「お前ら、ついに…」
球輝「ついにってなんだよ!」
母「お母さんは2人の関係を認めるわよ!?」
球輝「だから違うって!」
絵翔「腕がぁぁぁぁぁ足がぁぁぁぁぁぁ」
体を動かそうとすると痛い
陸志「もしかして、筋肉痛?」
え?
球輝「あ、そうかも!昨日何時間もしたから!」
育美「夜の営みを?」
球輝「お前は黙ってろ!キャッチボールだよ、キャッチボール!」
そうか運動してなかった俺があんなに動いたから筋肉痛に…
絵翔「俺、もう運動しない…」
球輝「は!?そりゃあねぇよ!絵翔!」
そう言って俺の体を揺さぶる
絵翔「あ”ぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
END
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