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不穏?..1にしおりをはさみました!
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不穏?..1
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***
その頃。
同じ屋敷の別の部屋では、あの長男と次男が、
こそこそと話し合っていた。
人払いされている為、辺りは無駄に静かだ。
既にプロを複数呼んで、
部屋の盗聴器類は全て取り除かれている。
第二子息の提案に、第一子息はどうやら乗り気では無いようだった。
「お前…
いくら腹違いとは言え…。
それに、我々のリスクの方が大き…」
「しかし兄さんも言ってたでは無いですか!
ルーノを野放しには出来ないと。
もう後が無いのですよ?!」
長男と同じくらい、次男の顔は青かったが、
それでも次男は、
既に覚悟を決めているようだ。
「兄さん。
ルーノに、なんの犠牲もなしで勝つ事は誰も出来ません。
しかし、私達がこれからやろうとする事は、
上手くやれば、あいつの人生を根本から壊すチャンスですぞ?」
それに、同性は同性ですが、
ルーノの顔つきは母親に似て、
悔しいですが綺麗です…
「ううむ…」
第一子息は眉間に深い皺を寄せ、小さく唸る。
それから暫くの沈黙の後、
ゴクリと音を立てて唾を飲み下すと、
彼は目を閉じた。
第二子息は兄のその仕草の意味を知っている。
「兄さん…!」
それは、肯定だった。
「あぁ、やろう…」
それから二人は、
日程や段取りを練り始める。
それは結局、日が沈むまで続いた。
「では1週間後…
ルーノを、
強姦する。」
そう締め括って。
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