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18歳以上ですか?
17にしおりをはさみました!
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17
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朝起きると気持ちいいぐらいに晴れていた。まだ寝てる有馬を起こさないようにソっとベッドから下り、階段を降りる。
あ、そういえばもう仕事終わったな。今日は休みか…有馬は学校あるけど。
どこか行こうかな。小説の資料になりそうな所とかあったっけ
朝ごはんを簡単に作っていると、いつものように有馬が少し泣きながらテトテトと俺の側まで走ってきた。俺はだんだん慣れてきて正面で有馬を抱きとめる。
「有馬おはよう。今日は早いじゃねぇか」
「…おはよぅ…おじさん」
有馬は寝起きは少し機嫌が悪い。まあ俺が置いていくのもあると思うが…
まだ俺に抱きついたまま離れない有馬をよしよしと撫で、料理を続ける。やばい俺、料理の腕あがったかも♪
準備ができ、寝ぼけたままの有馬を抱き上げイスに座らせる。むにゃむにゃとのんびり食べてる有馬を眺めながら過ごす朝はすごく和む。本当俺は今が1番幸せだと思う。
「んうぅ〜…なんかお口がヘン…」
「ん?…ははっ有馬ほら、こっちむけ」
「うん?……あうっ」
寝ぼけながらもそもそ目玉焼きを食べてる有馬の口の周りには、べと〜っとマヨネーズがついていた。
おれは少し立って、有馬の口に自分の顔を近づけ舌を押しあてる。最初にマヨネーズを舐めとり軽くキスをして顔を離した。
有馬はぽや〜っとしてたが、しばらくして寝ぼけがとれたのか、頬を紅く染めだして1人で慌ててた。
可愛いすぎなんだが…
朝食を終えて制服に着替えた有馬がテトテトとこっちまで歩いてきて、クイクイっと着物の袖を引っ張ってきた。
「ねえおじさん、ちょっと小さくなって」
「…ん?なんだ?」
有馬に言われるままに腰を低くした途端、頬に生暖かい感触がして有馬の少し照れた顔が見えた。
「朝のおかえし……」
「…………」
有馬にキスされた右頬にまだ感触があって顔が赤くなっていく。その顔を有馬に見られたくなくて腕で覆い隠して有馬の頬をつねってやった。
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