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98にしおりをはさみました!
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長いキスを交わし、身体中にキスの雨を降らした翼がローションを手に取ると、智と巫女都は緊張から揃って生唾を呑み込んだ。
「...指、...挿れるよ?」
「......おぅ。」
「..........うん、」
その様子を見てた巫女が思わず返事をしたのを聞いて俺は手刀をかます。
「 巫女が挿れられるんじゃ無いだろうが。」
「 痛ぁっ!...だってぇ。」
そんなやり取りを気にせず、翼は智の後孔に指をツプリと挿し込んだ。
異物感から眉を顰める智を見て、同じ表情をする巫女都に正太郎はくつくつ笑う。
「 もぅ!正ちゃん何で笑ってるの!?」
「巫女、感情移入し過ぎだって。おめぇは今日は智の先生なんだから、そんな顔してっと智が不安になるぞ?」
「そっか」と苦笑いする巫女の髪を撫でて俺は微笑んだ。
「...っ、巫女ちゃん、これ気持ち良くないんだけど...。ウンコしたくなっちゃう...。」
「...うーん、僕はそうじゃないんだけど...人其々なのかな?正ちゃん、どうなんだろ?」
智くんの言葉を受けて一層不安になった僕は、正ちゃんにそう聞くと、正ちゃんは翼さんにちゃんと教えてくれた。
「中の腹側に添って触って前立腺探してみて...。...巫女は割りと奥まった所にあんだけど、...どうすかね?」
「...分かった。探してみる」
俺の言葉を受け翼が中を探ってるが、中々見つけらんねぇのか、智の表情はどんどん苦悶な面になってく。それを見た巫女が縋り付いてきた。
「正ちゃん、智君辛そう......。ねぇ、何とかしてあげて?」
「 え"っ!?」
巫女がうるうると悲痛な訴えをしてきたのを見て、俺は驚いて時を止める。
...何とかってなんだよ、ダチのケツ弄れってか?
~探し物はなんですかぁ、見つかりにくい物ですか~。
だあぁぁぁぁぁっ!! 鞄や机の中なら未だしも、ケツの中探すのはシュール過ぎんだろ!!フフッフーとはいかねぇよ...。
ババァが時々口ずさむ往年のヒットソングが頭をリピートする中、俺は智の後孔を探らなければならないかもしれないと考えると、この場に居る誰よりも焦りを感じてた。
「...翼さん、どうっすか?...ちょっと、ポコっとしたやつなんすけど...。」
「...いや、分からないな...」
その返答に嫌な汗が垂れてきた俺は、翼さんの続く言葉を聞いて昇天しそうになった。
「...智、このままじゃ辛いだろうから、正太郎君に探して貰わないか?」
翼の言葉を受け智は、少し考えてから苦しそうに頷いた。
てめぇ!!頷いてんじゃねぇ!!拒否しろよクソがっ!!
目力で智にそう訴えるも、智は俺を見ねぇ。もうぶっ殺したい。
「...正太郎君、申し訳無いんだけど、お願い出来るかな...?」
「...マジすか。あー、でも、巫女ヤキモチ妬きなんすよねぇ...。俺が他のヤツに触んのは巫女、嫌だと思うんで。」
そんな言い訳をしながらあっさり断った正太郎を見て、僕の為に正ちゃん優しい。とばっちり騙された巫女都は言った。
「正ちゃん、探してあげて?...今日は一緒に頑張るって決めてるから、僕、平気だよ!」
「いやいやいやいや、無理すんなって!!」
慌てふためく正太郎に巫女都は悲痛な表情を浮かべる。
「...僕の事、真剣に考えてくれてありがと。でも、智君辛そうで見てられないっ...。お願い、正ちゃん、助けてあげて...?」
巫女の言葉に、退路を絶たれた俺は静かに目を閉じた。
...さよなら俺の指。後で巫女の中で浄化してやっからな...。
戦場にでも行く様な面持ちで正太郎は分かった。とだけ言った。
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