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ファーストキス/響側(過去)にしおりをはさみました!
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ファーストキス/響側(過去)
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「僕...馬鹿だから良く分かんないや」
あまりの突然の言葉にビックリして
思考が追いつけなくなる
「こういうことだよ」
突然、着ていたTシャツの胸倉を掴まれ、気がつくと唇と唇が重なり合っていた。
驚きすぎて突き放すことも出来ず
唖然としていると
何も抵抗しないことを良いことに
今度は口の中を犯される
ファーストキス...
それがまさかあの変態おじさんの息子に奪われるなんて夢にも思わなかったのに、キスが気持ち良くて僕はどちらのものかも分からない唾液が
口の端から流れるのなんて気にも留めず夢中になった
男の子にキスされたのになぜか心臓がばくばくして顔が赤くなる
やがて顔が離れて口から糸が引く
「父さんのマネしてみた」
「...君がやられてるの...?」
「違う、時々お金を払って若い男の人を家に呼んでるだ、父さん」
「お母さんは?」
「今は居ない、海外で生活してるから...君が響くんだろ?父さんは君を養子して変なことするつもりだ、だから俺達には関わらない方が良い」
相変わらず表情が変わらないし、
声のトーンも一定だったけど自分を守ろうとしてくれている、ただそんなことがひたすら嬉しくて初めて恋に落ちたんだ。
隼人にとってはただの警告だったのかもしれないけどさ。
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