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養子/響側(過去)にしおりをはさみました!
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養子/響側(過去)
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同性に惹かれるなんて隼人に会うまで考えたことなかった。
でも、なぜだか彼の側に居たくてたまらない
その為にはおじさんの養子にならないと無理なわけで...
同時にそれはおじさんに性的な悪戯をされることを承諾したようなものだ
裕福な家の隼人とはこのチャンスを逃したらもう2度と会えないかもしれない。
そんなの嫌だ
身体が目的なら幾らでも捧げる
だから隼人の側にずっと居させて...
覚悟を決めてからは自分でも驚くぐらい積極的になっていた。
次におじさんが施設に来た時、皆んなが見ていないところを見計らって手紙を渡し、部屋に呼び出した。
「用事って何かな?」
「僕を養子にして欲しい」
僕と同じ目線の高さまで屈み込んだおじさんの首に手を回し、小さな腕で抱き締める。
「ほぉ...これは驚いたな」
「好きにして良いよ...」
おじさんは僕の身体をゆっくり離して僕の目を真っ直ぐ見つめた。
「一ついいかな?」
その質問に僕は無言で頷く
「どうして急に養子になりたくなったんだ?最初、君は嫌そうに私を避けていた気がするんだが?」
「気が変わったんだよ、今まで僕のことを見下してきた奴らを見返してやりたいって思っただけ」
「...まぁ、君が嫌だろが、そうじゃなかろうが養子に迎えるのは君に変わらなかったけどね、それに嫌がる子を調教するのも悪くないと思っていた」
おじさんが僕をぎゅっと優しく抱き締めてきたから僕もまた腕を回して抱き締め返した。
「今度の日曜日、14時に近くの公園で待っていなさい。迎えに行くから。」
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