アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
42にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
42
-
「そういうお前は名前なんていうんだよ」
自分の名前の由来(?)を親でもない須藤に教えられ拗ねていた俺は喧嘩ごしに聞いた
「俺?壱成(いっせい)」
しれっと、俺の顔も見ずに言う須藤が恨めしくて須藤の足を蹴った
しかも名前かっこいいし、ムカつく
須藤のくせに
「いてっ。暴力反対ー」
痛いといいながらも痛がる素振りも見せぬまま須藤は着々と調理していく
「ていうかなにつくってんの?」
俺も一応キッチンにいるのに調理しているのは須藤でほとんど棒立ち状態だった
「ん?シチュー 。好き?」
「う、うん」
実は俺はシチューが大好物で、須藤はそれを知ってたのかなって思ったけど教えたことないからきっと偶然なのだろう
偶然だけど何故かすごく嬉しかった
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
42 / 51