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君の寝顔はにしおりをはさみました!
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- しおりがはさまれています
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君の寝顔は
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「ただいまー」
「んん…すぅー…」
リビングから寝息が聞こえてくる。
(誰か、寝てんのかな…)
ゆっくりとソファーに近づいてみると、そこには無防備に寝ている梓の姿があった。
「…っ…!」
可愛い。梓の寝顔なんか、何回も見てきたハズなのに。
(どうしよ…俺…)
自分の体が、勝手に動く。
まるで梓に吸い込まれるように…
その時。
ガバッ
「!?」
「んん…つばきぃ…もっと、近く…もっともっと、僕を抱きしめてよ…」
(え…何この状況っ…!!)
梓が俺の腕を引いたせいで…俺までソファーに横たわる、というか梓の上に跨るような体勢に。
こいつ、寝ぼけてんのか…?
さっきのは寝言だったらしく、スヤスヤと眠っている。
(でも、どうしよ…こんな…)
こんな状態で…俺のヤワな理性が、言う事をきくわけがなかった。
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