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神楽side ルイが告白されてた⁈にしおりをはさみました!
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神楽side ルイが告白されてた⁈
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さっきルイと一緒に帰ろうとか思ったから
下駄箱に行った。でも、ルイの靴は下駄箱の中で。
「まだ、帰ってないな。」
と言う事は、告白か…
俺は、恋愛感情としてルイの事を見ている。
ルイは俺の事…好きなのか?
今日は、抑えきれずルイにキスしてしまった。
(もしかしたら、嫌われたかも…)
そう思うと、悲しい。
きっと、ルイは告白をOKするだろう。
「俺の片思いも、もう終わりか。」
でも、まだチャンスがあるかもしれない!
俺は、告白と言えば屋上だと思い、
走って屋上へと向かった。
ギィー、とドアが開くとのほほんとしている
ルイとツインテールの可愛い女の子がいた。
二人は、中良さげに喋っていた。
(なんか、ムカつく。何でルイは楽しそうに話してるの?告白OKしちゃったの?)
すると、女の子が
「ありがとうございます…」
と、何やら真剣な話をしていた。
こっちに歩いてくる。
(ヤバイ!)
近くの壁に隠れた。女の子は古いドアを開けて帰って行った。
「楽しかったなぁ…」
そう、呟くルイに近づく。
俺はもう、我慢の限界だった。
ルイを壁に押し付けていた。
「⁇…神楽、どうしたの」
不思議そうに俺に問いかける。
「さっきの告白OKしたの?」
すると、ルイはびっくりしていて、
「きっ、聞いてたの?」
聞いてるも何も、好きな奴が告白されてたら
知りたくもなるだろう。
俺は、もう一度きいた。
「告白OKしたの?」
「どうして?」
どうしてって…
「ルイの事…好きだから気になっただけ」
柄にもなく、俺の顔はどんどん熱を帯びる。
だからルイから顔を背けた。
ルイは俺の顔を覗き込むが、今は見られたくない。
「今は見るな///」
まだ覗き込むルイの目を俺の手で覆い隠す。
「ふっ、意地悪してごめんね。告白は断ったから。」
「よかったぁ〜。また告白されたら、絶対断れよ。約束だからな。」
俺は、ルイに念を押す。
安心していて、さっきムカついた事を忘れて
いた。
でも、ルイが他の人のものにならなくて、
ほんとよかった。
ーぷちゅ
俺はルイの頬にキスしていた。
「なぁっ///」
不意打ちなキスに案の上ルイは顔を、真っ赤にしている。
「何か、ありがと」
夕陽が、俺を素直にしてくれる。
「帰ろっか、ルイ」
「うん、お腹空いた。どっかよろー。」
「そうだな。」
地面がもう、オレンジ色をしていた。
日が長い、きっと夏の季節になって来たの
だろう。俺達は、屋上を出た。
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