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修学旅行は、甘々timeにしおりをはさみました!
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修学旅行は、甘々time
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暑い夏がやって来た。
この高校は、修学旅行は夏に行くらしい。
「なぁ、蓮」
「なに?ルイ」
蓮は、僕の席の隣で仲の良い友達だ。
「一緒に修学旅行の班にならない?」
「?…別に良いよ」
蓮は、男子からも女子からもモテる。
緩くパーマがかかった黒茶の髪はサラサラ
していて、何と言っても口元のえくぼが
チャームポイントらしいが、笑うともうノックアウトだ。見た目はおとなしく見えるのに、結構なイタズラ好き。
「蓮〜、今年も俺と修学旅行行くよなぁー」
前から声をかけてきたのは、不良と噂
の花蓮咲夜。喧嘩好きで、めちゃくちゃカッコイイ。ファンクラブとかも隠れてあるらしいし、しかも口元にあるほくろなんかが、
咲夜の色気を醸し出しているし、実はめちゃくちゃ優しいお兄ちゃんみたいだ。
「あぁ〜、ルイ!咲夜も一緒でイイ⁇」
「全然良いよ」
確か二人は、幼馴染みらしい。
まぁ僕も神楽とは、幼馴染みだから修学旅行行く時とかは同んなじ班にしていた。
「ルイ〜、班一緒にしよう」
だと思った。
「ごめんね。蓮、神楽も一緒でイイ⁇」
「全然、むしろ楽しそうだから全然良いよ」
「班は、決まったかぁ〜」
担任の先生の高田先生が、騒がしい僕らに
声をかける。
クラスメイトが、
「あそこっ、ヤバ❗️イケメンモテモテボーイズじゃん!」
「「「「⁇」」」」
僕達は顔を見合わせ、首を傾げる。
女子達は、悲鳴にも似た奇声?を発して先生
に叱られている。
「楽しみだな‼︎」
咲夜は、もうワクワクしながら笑っていた。
「ルイ!、ちょっとこっち来て」
「うん」
手招きしている神楽のもとへむかう。
「耳かーして」
なんだろう?
僕はおとなしく神楽に耳を傾ける。
「……修学旅行、寝かせないから((ニヤ♪」
僕の耳に爆弾発言をしながら満面の笑みだ。
修学旅行まで、あと2週間。
高校生になって初めての修学旅行は、
神楽のせいで、甘々な旅行になるだろう。
もう、蝉が鳴き始めている。
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