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助け。にしおりをはさみました!
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助け。
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「あきらにも幻滅されたかもね。私は愛してるわぁ...まさき...」
「ひぅっ...!やめてっ...はなしてぇ!...んっ...ぁぅん...そこ、だめぇっ...」
杏音はローターがまだ入っているそこに自分の指をいれてきた。
僕はいいところを何回も何回も擦られて、そのたびに、声をあげる。
兄さんが助けにくる。
守ってくれる。
だから、たえるよ。
そのとき、バンっと言う音をたてて、保健室の扉が開いた。
それにはさすがの杏音も驚き、焦っていた。
兄さんっ...!
でも、違った。
見えたのは見覚えのある、綺麗な緑の髪。
それは長くて、サラサラしてて。
そして、整った顔。
「赤月ぃ...さんっ...?」
「誰ですか?まさきと私の邪魔をしないで。」
杏音は僕を隠すようにして、手を広げて僕の前にいる。
赤月さんはずっとこっちを見ている。
「まさきくん、帰ろ。ね?...高原、いや杏音、手どけろよ。」
「っ!!私を呼ぶな。気持ちが悪い。」
杏音は赤月さんと口論をしている。
赤月さんはなんで、杏音の名前を知ってるの...?
それはそのあと知ることになる。
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