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愛されるということ。にしおりをはさみました!
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愛されるということ。
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「裕基くん!?」
「…へ?」
「どしたの!」
「あ、えと…」
いつの間にか泣いてた…おかしいな…
「絶対、1人にしないから。」
そう言って抱きしめてくれた。
「ちょ、ここ道のど真ん中だからっ…」
「関係ない」
「えっ?でもっ」
「おれがこうしたいからしてるんだから…それとも裕基くんは嫌?」
「……いっ、良いの…?」
今までのセフレ達は異常に人目を気にしてた、俺みたいなビッチとセフレだなんて知ったら馬鹿にされるって…こんなこと、誰もしてくれなった…
「抱きしめ返してくれたら、嬉しいなあ…なんて。」
「うっん…ぐすっ…」
「よしよし…」
「あっりがとぅ…ぐすんっ…」
「裕基くんは愛されることに慣れないとね…」
「うん…っ…キヨ大好きっ…ぐすっ…」
「うん。おれも大好きだよ…」
宥めるような優しい声で言ってくれた
自分は案外、幸せ者なのかもしれない。
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