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6にしおりをはさみました!
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6
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さて、その頃黄華星は、
「何で誰も居無いんだ‼︎」
「皆更生されたんだよ。紫苑様に。僕は親衛隊隊長の坂田大智だよ。」
「紫苑が?あのセフレとヤってて皆に迷惑を掛けたんだろ?」
「はぁ〜⁉︎そんな訳無いでしょ?紫苑様は風紀や自分の親衛隊を使って仕事をずっとしてたんだよ。僕も紫苑様の親衛隊の1人だからサイクルで仕事してたもん。」
「じゃあ誰がそんな嘘言ったんだよ‼︎」
「そんな嘘流すとしたら、君の周りにいた残りの生徒会様達か、不良や爽やか、ホスト教師の誰かでしょ?紫苑様に不利益になる様にね。理由は、先に言っとくと、君を彼らが好きになったから、ただそれだけ。」
「そんな、あんな優しい奴らが。」
「君もさ、もっと周りを見てみなよ。彼らは皆外見で全て決めてる。でも、君はそれを真っ向から否定した。凄い事だね、僕には出来っこ無い芸当だよ。」
「そんなの、皆中身なんて見ないから。」
「そう、だから取り巻き達は皆君に惚れた。
会長には恋人がいるから君に振り向かなかった。もし恋人がいたらその人は多分、絶対悲しむからね。」
「じゃあ、俺はどうすれば良いんだよ‼︎」
「僕が勝手に言わせて悪いんだけど、君何か隠してる?取り巻き達にも言っていない事。」
「んえっ⁉︎何でだ?」
「普通だったら、眼鏡はともかく、髪は普通整えるでしょ?整えていなかったら髪が跳ねてる。でも、君はその両方が見られない。
従って推測されるのは、君がその髪型は真実では無いと言うこと。違う?」
「うっ。」
「僕は紫苑様が、イヤ、今までの生徒会の人達が作り上げた歴史をたった1人の転校生によって崩されると言うのが生徒会の家の親達や、理事長、もちろん本人にも絶えられ無い事。だから君にも変わって貰いたい。本当の姿でね。」
「そしたら、皆元に戻るのか?」
「もちろん、それが出来なかったら僕ら会長の親衛隊と風紀が全力で阻止するよ。これは紫苑様と風紀委員長の弥生様からのお言葉です。」
「そうなんだ。・・・分かった‼︎俺、変わる‼︎
変わりたい‼︎ありがとう大智‼︎」
「(いきなり名前呼び。まぁ、平和の為だ。)それは何よりだよ。」
そう言って、マリモこと黄華星は去って行き、翌日から、急に金髪碧眼の可愛い子が現れそれが黄華星だと分かっても制裁は一切無くなり、本当の平和が訪れたのだった。
終
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