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縛ろうぜにしおりをはさみました!
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縛ろうぜ
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生徒会長が部屋を出て三人だけになった
「よーしっ!キムタケ!何からする!!?」
新一はアダルトグッズなどが入ってる箱をあさくりだした
「……とりあえず縛ろうぜ。」
「いいねっ!!天井に吊るしてみようよ!」
さっきより薬が効いてきたのか
もはやいつもの優しいキムタケではなかった
新一もそれに便乗して燃えてきてしまったようだ
俺は何も言えなかった
友達だと思ってたのに
味方だと思ってたのに
こいつらはこんなことしないって、信じてたのに
なのになんで……
キムタケはヘトヘトになってる俺を抱き起こして
手錠に繋がれたままの両手を天井に吊るされている縄で縛った
「うっ……痛いっ……。」
両手を手錠ごと締め付ける縄がとても痛い
吊るされた縄は結構高い位置にあるため、
両手を上げる状態になってもつま先だちになる
「目隠しあったー!
ねぇねぇ、目隠しもしよーよ!」
新一はキムタケに目隠しを手渡した
「いっ……嫌っ……。」
俺は目隠しをすることを拒んだ
俺は昔から暗闇がとても嫌いだった
暗闇はまるで自分一人だけの世界みたいだから
「は?黙ってろ。奴隷の分際で。」
そう言ったキムタケの目は
光を失った俺の嫌いな暗闇の色をしていた
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