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30、芦田クンと巴クンにしおりをはさみました!
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30、芦田クンと巴クン
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「お前のせいで恭がどんな目にあったか分かってるよな?」
視線の先の人物が明らかに俺を睨んでいる。だが睨まれる覚えは全くない。
「巴くん。違うんだ。圭ちゃんはボクを助けてくれたんだ」
恭が狼狽えることもなく答える。
「ほんと、恭強くなったな」
俺は思わず恭の頭をグリグリと撫でまわす。ほんのりと頰を染めて照れ笑いだ。
「・・・け・・・が・・・ば・・・に・・・て・・・くれるから」
小さく何か言っていたが小さすぎて俺には聞き取れなかった。巴ってヤツはまだ俺を睨みつけて、
「お前、本当に中山とグルじゃないんだな?じゃあ、昨日の続きがまだ続いてることも、それ以上なってることも?」
「それ以上?」
「ああ、アイツ先生に頼んでほぼ全校生徒のメアド手に入れて《柳川恭を犯せ、注意!芦田圭の命令!オマケに中山みさき付き、2 年は物理のテスト免除!》ってメールバラ撒いたんだ」
は?俺そんな命令してねぇし!あの勘違い女なにしてくれてんだ・・・。
巴に頼んで、そのメールを見せてもらう。恭は怯えているのか、俺にしがみついていた。俺はそんな恭の肩を抱きながら翔太にコールする。
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