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無題
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正門前。
「黒木!」
「あ、翼おはよー」
インテリ系男子のこと
宇端 翼(たかはし かける)同級生(5月21日生まれ)
身長はオレとあまり変わらない172cm。
生まれつきくせっ毛持ちでいい具合に髪がセットされている。
「それパーマ?」と聞くが「地毛だ」と言われた記憶がある。
「翼じゃん」
乃騎は、一が持っている自分のお菓子が気になる様子。
「宇端、珍しいな」
皆、翼がこの時間帯に来てるのが珍しいらしい。
「どうかしたのか?」
オレは気になってしょうがなかった。
「嫌な予感しかしなくてな」
翼の予感は必ず当たる。
「えー、なになに?なんかおこんの…?」
乃騎は、翼の顔をまじまじ見ていた。
「抜き打ちテストか?」
一は、尋ねた。
「いや…もうちょと…うん。多分学園祭に関係ある話だと思うんだ。なんか特に嫌な予感がするのは真だ。気をつけろよ?」
「あ、おう」
翼は、忠告をしてくれ昇降口に行った。
「なんか珍しかったね?朝からエロ本でも見つけたのかな?」
「もー…また乃騎は変なことをいう…汗」
オレは苦笑いをもらした。
「でも、気をつけとけよ?俺もなんか嫌な予感しかしない」
一は、真の頭を撫でた。
「なんだよー…一もかよっ!」
気にしすぎじゃないか?と思いつつ頭を撫でられた。
「あ、先生おはよー」
乃騎は、担任に話しかけた。
「あぁ、おはよう我生徒達よ
また乃騎は、朝からお菓子を食ってたのか?」
この人は、僕らの担任の先生。
橘先生。下の名前は分かんないかな。てかどの人も橘先生の名前は知らないと思う。なんでかはしらないけど…。
身長は僕より高いぐらい。
僕らの先生は謎ばかり。
「食べてたんですけどーその一に取られましたー!」
「その一wwwwいやwかわwいそうだwろww」
橘先生は、[その一]に反応して爆笑をした。
「先生ー。我生徒の名前なのにひどーい(棒読み)」
一は、真顔で言った。
なんか慣れてるみたいだったし。なんか怒ってもなさそうだった。
「ひぃーwちょw息がでwwきwないwww」
「笑いすぎだよ先生ー。一応、自分の生徒なんだよー?ねー、その一!」
乃騎は、先生を笑い殺す気でいるみたいだ。
「あぁ、我生徒なのにいじめんなよー(棒読み)」
「ひゃあぁっwwwwちょwwおwまえwwらwwwひぃいwww.」
乃騎達は、真面目に先生を笑い殺すみたいだ。
「ほら、乃騎、一。そろそろしないと遅刻になるよっ」
オレは二人に声をかけた。
「もうちょっと先生を虐めてから行くとするよ」
にこっと笑う乃騎。
心はいたずらに変わっていた。
「あ、おうっ。
なら一は?」
「んー、我が生徒をバカにした天の罰だ。(棒読み)」
一も、先生を笑い殺す気みたいだ。
「なら、先に行ってるけど、ちゃんと時間見ろよー?」
「おう。」
「はーいっ」
二人は、先生の脇を擽りながら返事をしてくれた。
オレは、教室向かうため歩いたが、
先生の笑い声はここまで聞こえていた。
「先生大丈夫かな…」
オレは目をつむりその光景を思い浮かべると苦笑いをこぼした。
ドンっ。
誰かとぶつかった。
「あ、すみませんっ」
オレは咄嗟に謝った。
「気にしないで。僕も不注意だったからさ。でも歩くときはちゃんと前をむくんだよ?」
この人は確か…。
愛嘉 桜舞(なるよし さくま)高3(4月15日生まれ)
身長は、一よりは高くないが、かなりの身長はあるみたい。
生徒会長とか凄いなぁ…。この高校じゃ会長になりたい人かなりいるのに…。やっぱり美貌と勉強がいいのかな。確か前回の中間も満点だったような…。
「あ、はいっ」
オレはその美貌に耐えきれなくなり、少し急ぎ足で教室に向かった。
「ん?この生徒手帳…。」
桜舞は、生徒手帳を拾い上げた。
「黒木 真か…。」
桜舞は、微笑んだ。
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