アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
栄養分にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
俺逹は Share one's fate ~運命を共にする~
栄養分
-
連にだかれて部屋に入るなりバサッとベッドに押し倒された。
俺を見下ろしている連の顔を見れば少し興奮しているように見える。
「え、ちょ待て連…。マジでするの、か?」
恐る恐る聞いてみると連はニタァと笑い出した。
「あたり前でしょ。今更何言ってんの?」
連は抵抗する俺の腕を掴み、頭上に組み伏せた。同じ男で俺より年下なのにこの力の差はなんなのだろうか?連みたいにスポーツしたら自分も筋肉が付くだけではなく、身長も伸びるだろうか?
てか絶対、産まれる時に筋肉と身長の分の栄養分、忘れて出てきたんだよ。
「兄さん、考え事?」
「どうだっていいだ…ろッ!」
服を胸のあたりまでめくられ横腹をそっと撫でられた。くすぐったい。
「そうそう。兄さんは今、そうやって俺にだけ感じてたらいいんだよ。」
横腹を撫でていた手はいったん止まり、あたまを撫でてきた。連の手はいつの間にかでかく、たくましくなっていて、心地いい。
「兄さん……。」
「っん!?む……ふぅ、ん…あっ」
急にキスをしてきた連は、俺の舌と絡ませるように押したり歯列をなぞったりして、深く深くキスをする。
腰が痺れてくる感じがする…。
「はぁ……ん、んぅ…む……や」
「ああ、酸素足りてなかった?ごめんごめん。」
酸素を自分のペースで取り込むことが出来なくて苦しくなっていたところだが、無事に口を離してくれて新しい酸素が体に入り、安心する。
だいたい、手が自由に使えないし、体も連に押し倒されている状態だし、もう俺にどうしろと?
栄養分……。
絶対、連は俺の分の栄養分、余分に持ってる。俺が実母のお腹の中に忘れていった分が!
「兄さん、だから考え事するなって。もしかして超余裕?」
「そんなことなッ!あっ……んッ!や……んあ…は……ひゃ!」
なんか、変な声出た!もう、俺が俺じゃないような気がする。
もう少し力があったらよかったのに。
これをキッカケになにか始めようか……?
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
63 / 116