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誰も知らないココロにしおりをはさみました!
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誰も知らないココロ
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「っしゃー!部活も部室もある!これでやっと部活らしいな!」
「そうですね!早速やりましょう!!」
「おー、待て待て。そう慌てるなって。活動は明日から」
「え"ー!なんでですかー!」
「今日出来たばかりでごたごたしていたでしょう?明日から本格的に活動を始めた方が俺はいいと思います」
「お、さすが奏。その通り。だから、明日からな?」
「「はぁーい…」」
「あはは、ぱっくんもあきらっちょも元気出して!明日からいっぱい踊ろう?」
コンちゃんをぎゅ、と抱き締め微笑むたつきっくに思わず笑ってしまう。これは癒しだ。
「ん、そうだな!明日からいっぱい踊る!」
「そのためには早く寝てくださいね。遅くまで起きてられては困るので」
「はーいはい、わーったよ」
いちいちいちいち文句ばっか言いやがってぇー…
「んー、じゃあ今日はこれで解散!」
『はーい!!』
やっべぇ、超楽しみ。
るんるんな気持ちで歩いていると泉が女の子に引き止められているのをみかけた。
おぉ?あいつ、告られてる…?!
「奏くん…あの、私奏くんのことが、…好きです//」
「ありがとうございます」
え…?
「…ですが、今は誰とも付き合う気はないので失礼します」
あ、振ったのか…よかった
……ん?よかった?
なんで、よかった?
俺、なんで喜んだんだろ…
泉……
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