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18歳以上ですか?
カラオケにしおりをはさみました!
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カラオケ
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「カラオケ……ですか?」
喰種ではないときに聞いていた言葉に、僕は首を傾げた。
「そう!カラオケ!ぜひ行かないかい?カネキくん。」
これが月山さんだけなら断っている。
100%。絶対に。即行で。
しかし今日は。
「お兄ちゃん、お願い!」
ヒナミちゃんの願いでもあった。
外は白鳩がいるし、ヒナミちゃんにとってはかなり危ない。だからいつもOKを出したことはない。
僕も予定が入っていたり、いざというときに守ってあげられないのも理由の一つ。
でも、今日は予定が入っていない。それに、ヒナミちゃんが外に行きたいと言い出したのはこれが初めてで、断りづらい。
「おい月山!カラオケってなんだ?」
「ムッシュ.バンジョイ。カラオケというのは仲の良い友人と個室でenjoyしながら歌を歌うところだよ。自分の好きな曲を入れてるとその曲が流れて、それに合わせてマイクで歌を歌うのさ。understand?」
「なるほど!なんか面白そうじゃねえか!カネキ!行こうぜ!」
「カネキくん。リトルプリンセスヒナミもムッシュ.バンジョイも行きたがっているし、今日くらいはどうかな?」
う、月山さんの勧誘で万丈さんまで……
「…はぁ。ヒナミちゃんも行きたがってるし、行くか……」
「「Foooooooooooo!!」」
「月山さん、万丈さん、黙ってください。」
まぁ、僕も(そこそこ強い)月山さんもいるし、なんとかなるだろう。
「やったー!カラオケだー!!」
……ヒナミちゃんもこんなに喜んでるし、ね。
そんなこんなで僕たちはカラオケに向かった。
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