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衣にしおりをはさみました!
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衣
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ファッション。
それは私の苦手分野の1つ。
妹に会うたび「あんた何それ?ダサダサやん!?」と不評を買うのが、恒例だったりする。
結婚以来、自分の物は、ほぼ何も買ってない。
幼い頃は、母が気合いを入れて、赤やピンク系ばかりを着せていた。
一方、親父は、黄色に紫や紺という合わせ方をゴリ推ししてくる個性派ギリギリ路線。
どっちも厭だ!!と言えば、だったら自分で選べ!と怒られた。
しかし、苦心して探しあてたお気に入りは、値段やサイズが折り合わないことが多かった。
そんな私が目をつけたのが『兄貴のお古』。
青や水色、白、紺、黒。
シックな色遣いが新鮮だった。
デザインもシンプルで、邪魔な飾りも付いてない。
スッカリ気に入ってしまった。
実は、子供心にも、納得いかないことが結構あった。
大好きなワンピースを着ていたら、「それしかないの?」と叔母に呆れられたり。
新しいピンクのスカートをネタに、同級生にからかわれたり。
私の服を着た妹が、私よりよく似合うと誉めそやされていたり。
そんな屈託もあって、着る物に対する興味をだんだん無くし、制服以外では、スカートをはかない子になった。
他にも、肌質的に、化繊や毛糸に長く触れていると、痒みがでてしまう。
だから、自然とデザインより材質を重要視するようになった。
実用一辺倒、どこかのオッサンみたいな姿で通した冬もあった。
バーゲンとは全く無縁の人生。
(そう言えば、私は妹のように、頭の中で洋服を組合わせて判断する、ということが全く出来ない。実際着てみて、ああなるほど!とようやく判る。)
こうなると不思議なもので、見かねた周囲の人から、色々といただくようになった。
結婚してからは、毎年のように義母からコートを譲られて、1度も自分で買ってない。
義母とは年に2回ほど一緒に買い物に出掛ける。(畏れ多い事に、お会計はすべて義母持ち。)
「せっかくのご厚意なんだし、楽しもう。」
という気分で挑むが、毎回お互いグッタリしてしまう。
慣れてないからなのか、着地点、妥協点を見付け、購入したあとは、そそくさと解散になるのが常だ。
正直有難い、けど非常に疲れるのは、お互い価値観が違うからもあるんだろう。
でも、一番の原因は、私が今自分に足りないアイテムを全く把握してないからだと思う。
ということで
ボチボチ衣類の見直しをしてみよう。
せめて、古い物、着ない服は捨てていこう。
なんて
全然BLにカスリもしてない話だった。
こういうのは、SNSのブログにでも書け、ってねw。
――SNSも整理、してかないとだよなぁ…(゚-゚ゞ
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