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18歳以上ですか?
27にしおりをはさみました!
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27
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翌朝ーーーーー。
結局、あれからも考え過ぎてあんまり寝れなかった。。
うう……二度寝したい…。
けど今日は行くって言ったもんな。
欠伸を連発しながらも、お弁当を詰めて支度した。
ーーーコンコン。
「…よるひとさ」(ガチャ
「あ、おはよう。旭クン」
珍しくノックだけで出てきてくれた。
早く起きてたのかな?
……いや、違う。服装が昨日と変わってない。この人も寝てないんだ。
「あれ…」
夜人さんの暖かい手が頬に触れ、親指が涙袋の辺りを優しくなぞった。
「旭クン寝てない?…目の下少しクマになってる。」
「あっ…、いやちょっと課題してて…!」
どうしてこうもまあ、律儀に顔が熱くなってくるんだ…。
「かわいい。」 「!!」
この人は、全く悪気のない顔で言うんだからタチ悪い…。
こ、告白したからっていきなり全開にされると調子狂うよ……。今まででもドキドキだったのに。
……………嬉しい、けど…さ…。
「はい、またお弁当ですけど…。あ、あとこれもっ。」
「?」
「ロールキャベツ……食べたいって言ってくれたので…。」
「え!作ってくれたの?」
え、僕よりロールキャベツのが声のテンション高くね?
まあ、キラキラしてる夜人さん可愛いからいっか。。
「ありがとう!!」
「い、いや…。あ、じゃあ僕そろそろ行ってきますっ」
「あ、まって」
…チュッ
「行ってらっしゃい」
「は、……い」
…ぅわぁあああぁぁぁぁあもう、この人嫌いかもっっ!!!!//////
恥ずかしくて、ダッシュでその場から離れた。
電車内、真っ赤になった顔を周りの人に見られたくなかったのでマフラーで隠しながら、なんとか学校までたどり着いた。
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