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18歳以上ですか?
もう一度、にしおりをはさみました!
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もう一度、
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「先輩の処女も童貞も金もいりません」
そう言われた。
きっとそれは、そんなものいらないから早く俺との縁を切ってくれ。もうお前とはいたくない。と遠回しに言っているんだ。
涙が出てきた。もう俺たちはどうにもならないんだ。戻れない。
「やだ。別れたくねぇ。許して。」
そう言わと
強く けど優しく佐藤くんは俺を抱きしめた。
「いっ…!」
我慢したが やっぱり殴られた時の傷は痛かった。
「先輩…好き。恋人と一緒にいすぎると駄目って聞いて 少し距離をおいたんです。
本当はもっと触れたいし
もっと話したいし
抱き締めたいし
会いたいかった。
けど 只の自己満足だったんですね…。先輩を不安にしてた。俺サイテーです。
金なんていらない。
先輩の処女も童貞も先輩が卒業してからでいい。
だから、俺と もう一度付き合ってください。
大切にします、不安にもさせません。だから、」
佐藤くんは震えていた。
俺は 答える代わりに、
縦に首を振り 佐藤くんにキスをした。
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