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囚われのウサギにしおりをはさみました!
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囚われのウサギ
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その時にはもう、俺は正気を失っていた。
ほんのすこしだけ残った司先輩を休ませなければという自制心さえ、司先輩を襲う言いわけにしかならない。
俺は迷いもなく血の気のない司先輩を抱き上げると、ここから一番近くて融通のきく場所に移動した。
できるだけ人気のない道を選び、20分ほどでついにチェックインを果たした。
やっとそろりと司先輩をベッドに寝かせたとき、俺は理性をすこし取り戻した。
あれだけ曲がりくねった道を選んだのだ。
追手はまあ来ないだろう。来ても十分な時間がかかる。
すっかり俺にはもう自分の中のケモノをとめるという選択肢は捨てていた。
自らもベッドに上がり、司先輩の上に覆い被さった。
やたら顔色が悪い。
真っ白な肌にサーモンピンクの唇が印象的だった。
長い真っ黒のまつ毛が時々ふるりとふるえた。
眉間に1つ、押し付けるだけのキスをする。
居心地が悪かったのか、先輩は小さく身じろいで寝返りをうった。
それだけでも愛しくて、俺は今度は唇に顔を寄せた。
「…!?」
ふいに先輩の熱をもったそれが布越しに押し付けられた。
「せ、先輩、もしかして…!」
夢中でパンツのチャックを下ろしてまさぐると、もうすでに硬くなったそれがぷるんとバウンドしながら出てきた。
ふつうだったらおかしいと思っていたと思うが、俺は疑問に思う前に先輩のそれに見とれていた。
「うは…きれいなまんま。だけど大っきくなったな…」
ちゅっと音を立てて亀頭にキスをすると、腰がビクンと大きくはねた。
だんだん俺の中の司先輩が生気を取り戻していくのを感じた。
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